一路前行 EP1 EP2 こぼれ話

EP1 について。
UPした記事は、Xのコピペです。
どうしても知って欲しい、
でもファンだったら知っていると思われる、
けれどもこれだけは残しておきたい、
胡歌の優しさをここに、EP1のこぼれ話として
書いておきたいと思います。

6:20 付近
秦監督 目の上のここ、飛び出してるところ、化粧?

胡歌 どこ?

秦監督 目のこの辺り

胡歌 傷あと?

秦監督 そう

胡歌 これ、あの事故の傷だよ

秦監督 じゃあ、ゆっくり休んで

7:41 辺り

SNS画面

秦監督 目の傷、本当に知らなくて、今日は失礼しました。
どうか気にしないでもらえますか?

胡歌 大丈夫、大丈夫
傷に対してタブ-なんてないよ
当時、目の皮膚が避けて無くなったんだ
今のこの皮膚は移植したものなんだよ


秦監督 ゆっくり休んで。正直に言ってくれてありがとう。

7:50  了

ここまで読んで、彼なりに事故の事はとっくの昔に乗り越えて、
人から触れられることをタブー視せず、
まるでニキビか何かと同じくらいの感覚でいる事に驚きました。
相手に不必要な気遣いをさせないためでもあるし、
どうやって事故の事を乗り越えてきたのか、
(今までの経緯を知らない私にも)
垣間見られるやり取りだったと思います。


EP2  について

1.標高
彼らが訪れた青海省可可西里は海抜4600メートルを超えています。
何回もボランティアで訪れているとはいえ、
上海よりも遥かに高い場所、富士山山頂(3776m)よりも高い場所です。
空気がとても薄いです。
しかも、飛行機で現地入りしているので、高度順化には一定時間かかりますし、酸素吸引は必須だと思われます。
(この辺りは医師が同行しているため、準備に怠りはないと思います)

この空気が薄いなかで、長時間のゴミ拾いやゴミの分別は大変だったと思いました。
私はチベット(西藏)のラサ(拉萨)(標高3650m)に行った事があり、空気が薄すぎて、常に息が苦しく、歩くのもやっとでした。
夜は苦しくて数時間ごとに起きるくらい、苦しかったです。
標高800mの高原で育った私でも大変な思いをしたので、
あんなに動き回るなんて、酸素吸引していたとしてもとても凄いことだと思います。
ちなみに、チベットに行ったとき、一緒に行った同級生は関西出身で、
2日間は頭痛と吐き気で起き上がれないし、食事もできませんでした。

3人のあの様子、本当に信じられません!!

2.民族

青海省には、漢民族、チベット族、モンゴル族、回族、土族、サラ族が住んでいます。(調べました)
保護巡視員が何族かは明言されていないので、推察するとおそらくチベット族ではないかと。(カタを使用していることから)
でも、彼らはあまり訛っている感じがしません。
中国には、方言がたくさんあり、意思疎通のために「普通語」(普通话)を
学校で習い、テレビのアナウンサーは「普通語」を話します。
(地方のTVは除く)
また、近年政府が民族同化政策を行っているため、民族独自の言葉が急速に縮小していると言われています。
私がチベットに行った時には、高齢者は全く「普通語」が喋れず、
若い子はバイリンガルと言う感じでした。
そして、方言の影響が強い事も多々あり、意思の疎通が大変だった時もありました。
同化政策についてとやかく言うつもりはありませんが、
変わって行く中国に寂しさを感じました。

昔から、チベット自治区とウイグル自治区は中央政府と相い容れないものがあり、
私がチベットに行った時には、人民解放軍がたくさん駐留していました。
帰りの飛行機で隣になった女性は
(夫が人民解放軍の軍人だったため、ついてきたそうです)
妊娠しており臨月が近く、出産のために四川省成都へ戻るところでした。
さすがに高地で出産する勇気はないと言ってました。

そんな、政治的にもとても敏感な土地です。

チベットの事を知りたいと思ったら、
お勧めの映画が「セブンイヤーズ イン チベット」。
ブラッド・ピット主演、ダライ・ラマ14世との交流が描かれています。
原作本はより詳しいです。

本  河口慧海(えかい) 「チベット旅行記」
これは興味あれば。かなりのボリュームの本なので、好きでないと読めないと思われます・・・



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