子どものパスポート申請に潜む3つのトラップ
こんにちは、
年中と小3姉妹を育てる旅好きママです。
行政の事務手続きには自信があります。
私の職種は事務職ですし。
旅行に関する手続きにも自身があります。
私の趣味は旅行ですし。
それでも、子どものパスポート申請は一筋縄にはいきませんでした。
それはなぜか―
1 子どもの証明写真を撮るのが鬼むずい
まっすぐ正面を向いた子どもの写真を撮ることは、こんなに難しいのかと愕然としました。
子ども達の証明写真を家で撮影しました。
背景の色、カメラの設置位置、子どもが立つ椅子の高さなどなど調整すること15分近く。
「はーい、いまから撮影しまーす。」
声をかけると、子ども部屋から出てきたのは顔が化粧でホラーに仕上がってしまった我が子たち。
うぉーい!
パスポートはハロウィンじゃないんだよー
子どもたちは、いっぱいお洒落をして写真を撮る気満々だったのにーと不満を言います。
化粧を落とし、気を取り直して撮影開始したら
、今度はシャッターを切るタイミングで笑いが止まらなくなったり、変顔してみたり。
証明写真としての基準を満たす写真を撮るのに、なんと、2人で1時間かかっていました。
しかし、パスポート用の証明写真は、撮っただけでは終わりません。
☑厳しい!証明写真のチェック
申請時のチェックが待ち構えていたのです。
指摘されたのは、髪型。
決められた写真の枠(ひとの形の枠)から
子ども達のツインテールがはみ出していたのです。子どもの髪型は完全に盲点でした。
虫眼鏡と定規を用いて、顔の大きさや写真の空きスペースを、何度も受付のおばちゃんが確認していました。
なんとかOKを頂いたものの、内心ごめんなさい連呼です。
子ども証明写真を撮影するときは
髪をおろし、化粧をしないよう、予め言っておきましょう。
パスポートセンター付近の写真館にお任せすると間違いなし!手間ひま考えるとお金で解決した方が早かったかも、と感じています。
2 4歳児の署名欄どーする?!
パスポートの署名欄に転記される自署。
小学生の長女は自分の名前をスラスラと書けるので本人に書いてもらいました。
問題は、4歳次女。
4歳児が自署したいと言い出したのです。
記入例によると平仮名もOKとのこと。
試しに別紙に書かせてみたら、見事な鏡文字。
(鏡文字とは「さ」を「ち」と書くなど
左右が反転する文字のこと。)
国際的証明書に、こりゃあかんやろ。
しかし、4歳児の気持ちと主張を真っ向から潰すわけにもいかないので
「あ!次女ちゃん、ごめん。
ママ見落としてた!ここに小さく
「自署は小学生以上」って書いてあった!」
小さな嘘をついてしまったママを許せ、次女。
本人のいないところでササッと代筆記入してしまうべきでした。
☑字の○◯が良くないと指摘される
申請時、また思わぬチェックが入りました。
なんと、長女の書いた自署。漢字のバランスが悪いとのこと。
申請受付のおばちゃんが虫眼鏡を持ったまま
「うーん…」
黙りこくってしまったのです。
固唾をのむ長女と私。
…私、この沈黙が苦手です。
「この字で、ダメってことはないけど、本当に良いですか?」
ひとまず、オッケーもらえました。
ダメじゃないなら良いんです、おばちゃん!ありがとう!
自分の名前に「習った漢字のみを使いましょう」と、小学校の先生繰り返し注意する理由が分かった気がします。公的証明書ですものね。字のバランスは大事ですよね。
ちなみに、後日談ですが、長女の出国手続き、入国手続きともに問題なしでした。
3 待ち時間が地獄
パスポートセンターにもよると思いますが、
レジャーシーズン中のパスポートセンターは激混みです。
夫は海外出張のために昨年7月に申請に行ったら、2時間半待ちだったそうです。パスポートセンター内の待合室は満席だったと。
子どもを連れて2時間半の待ち時間は長過ぎる!
そこで、私と子どもの分は今年6月の平日に申請しました。受付開始時間とほぼ同時に入ったら、待ち時間15分程度でした。
わが家みたいな自己調達の写真を出す等で、
1件1件審査に時間がかかるのでしょうね。
つくづく、ごめんなさい。
自治体(都道府県、政令市)によっては混雑状況や混雑予想をホームページで公表しているので、ぜひ検索してみてください。
そもそも、申請時は本人確認が不要ですので
子どもを連れて行かなくていいなら、それがベスト!
(受領は必ず、本人じゃないと受け取れません。)
おすすめは
①平日の午前中に行くこと。
②営業開始時間と同時にパスポートセンターへ行くこと。
③旅行オフシーズンの申請・受領。
この3点です。
以上、わが家がはまってしまった3つのパスポートラップでした。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。