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昭和生まれの母が挑む令和のランドセル選び
早い、
多い、
高い。
令和元年に生まれた次女のランドセル選びに
対する、昭和生まれ母の率直な感想です。
昭和生まれ田舎育ちの私の時代を振り返ると
年長の秋に、幼稚園で配られたランドセルカタログから6年間背負うことになるランドセルを選び、親に買ってもらった記憶があります。
時は流れて、時代は令和。
ランドセルを選び、購入に至るまでの流れを
「ラン活」と言うそうです。
最近では、ただ選ぶだけではなく、ワークショップや工房見学なども開催される「ラン活」があるとか(ネット調べ)。
令和生まれの次女のラン活は
平成生まれの長女のラン活と
だいぶ違うことに気が付きました。
その差は4年。たかが4年、されど4年。
東京五輪からパリ五輪へ移ったくらいのインパクトがあります。
令和生まれ5歳児のランドセル選びを始めて
気が付いたこと3選について記事にします。
早い
令和のラン活開始は早い。年長に上がる前から「ランドセル、どーする?」が始まるのです。
きっかけは、同い年の子どもを育てている
都心に住む友人からの年賀状のコメント。
「いよいよ、子ども達のラン活スタートだね!」と書かれていました。
元旦から年中児のランドセル選びの話が
舞い込んできて、正直ビックリしました。
都心に住む人は流行に敏感なのでしょう。
調べてみると、今は企業側のスタートダッシュが早いこと!早い企業は1年半前から、次々年度入学用ランドセルのカタログ配布予約を始めていたのです。
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私の友人に勧められたブランドです。
年賀状のコメントに感化されたものの、結局
何もせず1か月が経過してしまいました。
1月末、カタログ請求をしようと思ったら
「2026年4月入学向けの紙カタログは終了しました。電子カタログをダウンロードください。」
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背負っている長女が推しまくる黒川鞄。
黒川鞄公式HPより画像を拝借。
え?
まだ2025年の1月ですけどー?
長女のラン活時は3月でも紙のカタログを
もらえた記憶があります。
早いですねぇ。ほんっと、早い。
みなさん、ランドセルを早く買いすぎて、
入学前にもう1つ買っちゃったりしないの?
多い
昭和生まれ母の時代は
ランドセルにオシャレ要素は見当たらず。
選択肢自体がないというか、選択肢をもたせるものでもない商品だったように感じます。
ところが!!!!
令和のランドセルはオシャレ要素が満載です。
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とにかく選択肢が多いのです。
ランドセルカラーは色鉛筆のごとく色とりどり。最近はどうやら、くすみカラーも人気があるようで、それはそれは選択肢の多いこと。
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いまではピンクらしいピンクは少数派?
ISETANで頂いたカタログ。
同じピンクでも、ランドセルメーカーによって色は違うし、なんなら同じメーカーでも材質によって色味が異なるのです。
ランドセル外観のデザインも様々。
かぶせ部分に刺繡が施してあったり、
かぶせがバイカラーだったり、
サイドのデザインや、
内ポケットの形やファスナー、
かぶせ裏地の柄やら、
背宛てのデザイン・・・・などなど
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とにかく、選択肢多すぎ~~~!!
こんなにたくさんあったら、
子どもは決められないですよね。
見れば見るほど、目移りしちゃいますもの。
高い
最後は、親が最も気になるお値段です。
物価高騰・人件費高騰の影響は
ランドセル業界にも及んでいます。
当たり前と言えば当たり前なのですが。
しっかり値上げされていて、
高いです…!!
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ランドセルは税込79,000円でした。
本革を使用したランドセルを選べば
そりゃー高くなるとは思いますけど、
百貨店に並ぶ人工皮を使用したランドセルに
10万円超えのものがありましたよ。
高すぎません??
長女が背負っている黒川鞄のランドセルは、
4年前の購入価格に比べて約25%アップしていました。
ココだけの話、4年前に次女の分もお揃いで
買ってしまえば良かったのではないかと
ひそかに後悔しています。
いくら子どもが気に入ったランドセルとはいえ
10万円もする鞄を購入するには気が引けてしまう昭和生まれ母でございます。
で、我が家はどうするか
ランドセルが展示されているお店へ行き、
次女はどんなランドセルが欲しがるかを
ひとまず、観察してみました。
いくつかのランドセルを背負った感想は
「ミントグリーンか、うす紫が良いな」と。
ほう。デザインや背負い心地ではなく、
色で候補を絞っていけばよさそうです。
出資者である私と夫としては
ギラギラした色や、
ゴテゴテした刺繍や模様は避けたいころ。
小3の長女も親の意見に賛成しており、
「刺繍は可愛いけど、高学年の人が
そういうランドセルを背負っていると
ちょっと子どもっぽく見える。」
先輩としてアドバイスをしてくれました。
わが家では長女のアドバイスを取り入れながら、下記の条件で範囲を絞っていくことにしました。
・軽量の人工皮仕様
→本体は軽いに越したことはない。
・肩ひもは厚めで柔らかいもの
→小さな子どもはランドセルの重さで
肩ひもがあたって皮膚が擦れてしまう。
・大マチが13センチ以上あるもの
→週末・週明けは荷物が多い。
上履き・体操着・水筒をランドセルに
収容できると両手が空いて良いそう。
・錠前(閉めるところ)が自動式
→1日に何回も開け閉めするので、
スムーズにいかないとイライラするそう。
・シンプルなもの
・価格は5~8万円以内
多すぎる選択肢の中から、
5歳の子どもに1つ決めさせることは
(親の)時間的にも(親の)体力的にも
難しいと感じています。
わが家の場合。
ある程度範囲を絞って、
「この中から選んだら?」
と提示することにしました。
さあ、
わが家の次女はどんなランドセルを選ぶのか。
昭和生まれ母はドキドキしながら見守ることとします。