逆境を超える力をくれる名言5選
人生に逆境はつきものです。
挫けそうになる時も、諦めそうになる時もあります。
そんな時に一歩を踏み出す力をくれるのは、
誰かがこの世に放った言葉だったりすることが多いです。
その言葉が心の支えとなり、
そして灯火になり、 足元と未来を照らし、導いてくれる。
少なくとも僕はそうでした。
なので、
心に自分に力を与えてくれる言葉を持つことは、
とても大事なことだと思っています。
毎週金曜日の夜にYouTubeで
『キセキの自己分析LIVE』というLIVE配信を行っているのですが、
昨日8月30日は、
『逆境を超える力をくれる名言5選』というテーマで
実際に僕自身が逆境にある時に力をくれた名言を
小説、歌、ドラマ、古典といった 多ジャンルから5つご紹介、
そしてその当時の僕のエピソードをお話ししました。
今回の記事は、
僕からあなたに
『逆境を超える力をくれる名言』を送りたいと思います。
あなたの心に響く言葉が届けられたら嬉しいです。
逆境を打開する力をくれる名言5選!
1、どんな状況も自分の捉え方次第で道は拓ける!
「自分自身をどう認識するか」
ここ次第で人生は変わっていくんですよね。
理不尽なことがあった時は特に、
「なんでこんな目に…」と被害者意識になりがちです。
ですが
その困難を乗り越えるのに大事なのは、
そんな状況をどう捉えるか。
そんな自分をどう捉えるか。です。
ハッピーエンドを迎える前には困難が訪れるもの。
今がゴールなのではなく、
今はゴールに向かう途中にあるだけなのです。
そう考えてみると、
同じ状況であっても、捉え方は変わってくるかもしれません。
人生という物語を、
ここからどういうストーリーにしていきますか。
僕はこの言葉で、
自分が人生の主人公であり、
人生という物語を創り出す作家自身なのだと思いました。
『人生は自分で創っていく』
その感覚を掴めた大事な言葉です。
2、逆境にあるのは、天から与えられた任務である証拠!
これは亡くなった父の手帳に書いてあった言葉です。
当時は孟子のことなんて全く知りませんでしたが、
この言葉を検索し、その意味を知りました。
実際のところ、この言葉に感銘を受けたのではなく、
『お父さんも困難にぶち当たっていたんだな』と分かったことの方が
僕にとっては大きな支えとなりました。
手帳を発見した時、
僕自身も正にこの言葉通りの状況だったので
尚更、心に響いたのだと思います。
逆境にある時は、
自分だけが不幸なような気がします。
そして、自分だけが無能なダメ人間のような気がします。
ですが、
ほとんど誰もが悩み、苦しみ、葛藤を経験しているものです。
『あの人も自分と同じような状況にあったのか』
その気付きが、自分に力を与えてくれることがあります。
父も困難にもがき苦しんでいた。
きっと孟子も困難にもがき苦しんでいた。
そう思ったら、「自分は一人じゃないんだな」と思えました。
なんか同志な気がした。
名言の価値は、
そういうところにあるんじゃないかと思います。
3、かっこ悪いまま進む!
この言葉で一番救われたのは、
『格好悪い道を選んだ男』というところです。
逆境にある時、
本当に自分を情けなく、不甲斐なく、無能にさえ思います。
周りからはバカにされ、笑われ、哀れな目で見られ、
孤独の道を歩む場合が多い。
側から見れば、それは実に格好悪いでしょう。
ですが、
それでもやらねばならない理由があり、
それでも実現しなければならない理由を
自分自身が分かっているからこそ
その道を選んだのだと思います。
誰かに合わせて、大きなものに流されて、
人生に妥協をしながら生きるのではなく、
自分にとって価値のある道を、
自分にとって価値のある生き方を選んだ。
周りから見れば格好悪い生き方であっても、
自らの信念に従いその道を選んだことは
決して恥じることではないと思います。
格好悪くてもいいのです。
人に笑われてもいいのです。
それよりも、自分の信念を貫くことが一番尊い。
僕はそう思います。
何より、そういう不器用な生き方しか出来ない。
だから今日もまた、
強い風に立ち向かっていこうと思うのです。
爆風スランプの「旅人よ」
是非聴いてみてください。
4、未来を変えるために未来からやってきたんだ!
『人生は一回』なのですが、
もしかすると『何度も何度もループしている』のかもしれない。
『未来の自分が未来を変えるために今をやり直しているのかもしれない』
そう思ってみると、
「逆境にある今」が、『再びチャンスをもらえた今』のような気がします。
そう、
『現在というのは、未来を創り直すチャンス』なのです。
タイムマシンに乗って未来へ行ったとして、
確実に後悔をする未来が待っていると分かったら、
そうはなりたくないから、そうならないようにしませんか?
そんな未来が待っていると分かったら、絶望するかもしれない。
でも、
今ならその未来を変えられるとしたらどうする?
僕は何だか、
今の自分は未来の自分を救うために生きているのではないかと思うのです。
実にロマンティックな発想ですが、
未来からやってきた救世主なのではないかと。
これを「んな訳ない!」と思ってしまえばそこで終わりですが、
『そうかもしれない』と思ってみたら、未来は変えられると思います。
人生を変えていくには、
時に事実ではないかもしれないことを信じることが大切に思います。
夢見がちだなんだと言われても、
人生はやったもん勝ちです。
現実を見て本当は出来るかもしれないことを諦めるより、
夢見て一歩が踏み出せるなら、それでいい。
『自分が何を信じるか?』
その信じたものが人生になります。
可能性において「絶対にあり得ない」なんてことも証明が出来ないのだから、
あり得ないことを信じてみたっていいんじゃないかと思います。
自分の未来を救うためにやってきた。
今変えれば、まだ間に合う。
そうだとしたら、どうする?
5、今まで十分走ってきたんだから。
逆境にある時は、
『一刻も早くこの状況から脱しなければならない』
そう気ばかりが急いてしまいがち。
でも、
どうしたって身体が動かない時もある。
心が動かない時もある。
そんな時は、
動くことよりも休むことが大事です。
焦っている時ほど、休んだ方がいい。
経験上、そう思います。
逆境にあるときこそ、
上に高く、前に多く積み上げたくなるものですが、
そんな時に最も大事なのは
足元を固めることです。
深く根を張ることです。
そこにゆっくりと時間を掛けましょう。
急いで変えよう、変わろうとしなくていいんです。
まずは動く気力が漲るまで休む。
休むことがやるべきことです。
それが結果的に、逆境を打開する力になりますから。
何だかんだいって人生は長いです。
80年の生涯だとしたら、
10年くらい潜伏期間があったって良いじゃないですか。
早く咲こうとしないことは、
実はとても大切に思います。
どんな経験も必ず自分の糧になりますから。
その経験でしか得られない糧になるのです。
だからこそ、
逆境には逆境の意味があるし、
挫ける時は挫ける意味がある。
どんな時間も人生の一部。
どんな状態も自分の一部ですから、
どんな時間も状態も
「これも必要なことなんだな」と
受け入れてあげてください。
ゆっくりいきましょう。
「動かねばならない」という執着を手放すことが
実は一番大事なことであり、
逆境を打開する一番の力になる時があるのです。
焦らず、急がず、力を抜いて。
自分自身に課すハードルを下げ、
出来ることから一つずつです。
もう十分に走ってきたのですから。
誰かのペースではなく、
自分のペースで良いんです。
以上です。
これらの名言の解説と僕自身のエピソードを
以下の動画でお話ししていますので
良かったらご覧になってみてください。
あなたの心を支える名言を持とう!
今回ご紹介したのは、僕にとっての名言です。
なので、
人によってはちっとも名言に感じないこともあります。
それでいいのです。
あなたの心に響く言葉が、あなたにとっての名言です。
なので是非、
ご自身が感銘を受ける言葉を探してみてください。
その言葉はきっと
あなたの一生のパートナーになると思います。
今回は『逆境を打開する力をくれる名言』をお送りしましたが、
この他にも様々な場面での名言がたくさんありますので
機会があればまたご紹介してきたいと思います。
どこかの誰かのたった一言で救われることがあります。
僕もどこかの誰かも知らない人たちの言葉に救われてきました。
それだけ言葉の力は強いです。
今回ご紹介した言葉たちが
あなたの心の支えの一つになってもらえたら嬉しいです。
それではまた。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。