行き急ぐな
○今日はサカナクションのオンラインライブでした。その中で感じたことを書いていこうと思います。note初投稿です。自己満足の文です。
「ユリイカ」という楽曲に‟行き急ぐな”という歌詞がある。ミュージックビデオには東京でせわしなく歩く学生や会社員、電車、びっしりとしきつめられたビルの映像が流れる。
いつ yeah yeah 終わるかな 意味もないのに 行き急ぐ 行き急ぐ
いつ yeah yeah 終わるかな 壁が立つ度 行き急ぐ 行き急ぐ
いま意味のある生活をしているのか、目の前の壁を乗り越えることしかしていないのではないかと自問自答する。平日は仕事だけして、必要であれば残業をする。土日祝日は誰かと会う約束があるわけでもなく、整骨院や美容院などの必要な用事を済ませる。社会人2年目にしては味気のない落ち着いた毎日を過ごしている。客観的にみると行き急いでいない。
ただ、自分の中にある思考が行き急いでいるように思う。行動と思考が正反対なのは性格の問題だ。あれもこれもやりたい、やらなければと思っても実際行動しようとすると面倒だなと考え、先延ばしにしてしまう。その繰り返しだ。簡単に言うとそんな性格ということを前提に読んでいただきたい。
私にはやりたいことがある。
いつまでも成長していたい。わくわくすることをしたい。一般的、固定概念、常識に縛られたくない。生きる上で必要な労働を生きがいにしたい。
1年間社会人をしてなんとなく気づいた。仕事を人並みにこなし趣味を生きがいにした生活は私には向いていない。おそらく向いているのは何かひとつをまっしぐらに頑張る生活。そのひとつのことに繋がるものすべてが面白くなるし、割と想像力はあるほうなので一見関係ないことも繋げて自分の世界を広げられる。
しかし面倒くさがりなので自発的には動けない。だからこの思考をかなえられる環境を自分でつくりたい。それがやりたいこと。
そのためにやるべきことを羅列しては焦り、面倒になって放棄する生活。羅列しては焦り…の繰り返しは心に余裕もなく常に追われている感覚。急いでやらないと手遅れになる。はやくしないと時間の無駄になる。そんな思考が頭から消えない。まあ、実際にはほとんど行動していないが…。
ここは東京
空を食うようにびっしりビルが湧く街
君が言うような
淋しさは感じないけど
思い出した
ここは東京それはそれで僕は生き急ぐな
私はこの歌詞から「現状はどうなの?何もないわけじゃないよね。現状はさておき、いまのあなたに何があって、何がしたいか、何をすべきか分かってるんでしょ?分かってるならできることから着実に進めていけばいいんじゃない?」というイメージが沸いた。
現在の居住地は政令市で東京ほどではないが空が狭い。大抵のものは手に入るし、選択肢もいくらでもある。でも窮屈で生きづらく感じる。私はそんな現状を受け入れ、何があるのか、何ができるのか、今しかできないことを自分のペースで進めていく。このnoteはその今しかできない、今の気持ちを記録していくものだと思うことにする。少しづつでも私は進めている。
ユリイカ/サカナクションhttps://open.spotify.com/track/2iFpk2lHYW6cH7i4p52AY4?si=405b5f5a6f4a4e4d