読書メモ「バズる書き方」
「バズる文章」 ≒ 「読んでもらえて」かつ「行動につなげてもらえる」文章なのかなと思う。
じつは、タイトルを見て読むか迷った。SNSで有名になるための本みたいな雰囲気だったから。そこはあまり興味がない。
だけど、「読者を意識して、自分自身の感覚で文章の細部まで気を配る」考え方とその具体例も書かれていて、ためになる内容だった。
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ざっくり分けるなら3つだろうか。
1つ目、文章の見た目。
誤字脱字がないこと。漢字とひらがなのバランス。改行位置で読みやすさが変わるから、相手がスマホで読むなら自分もスマホで文章の見た目をチェックする。など。
2つ目、文章のテンポ。
同じような表現が続いていないかチェック。テンポよく読めるように、接続詞や句読点をうまく使う。短文〜長文を織り交ぜて、リズムをよくする。など。
3つ目、文章の意味の伝わりやすさ。
自分の頭の中の情景や、伝えたいことの背景を丁寧に書く。誰に読まれても誤解されづらく、意味が通じる文章を意識する。ネガティブな内容には、提案や笑いを入れる。など。
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ぱっと見て読もうと思えて、読み始めたらするすると読めて、書いてある内容がすとんと落ちる。
これってSNSにかぎらず、「伝わる良い文章」には必要なことだよね。
たとえ一瞬でも読んでいる人に「察する」労力をかけないために、書き手の自分が細部まで気を配る意識の大切さが伝わってくる本だった。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました( ˊᵕˋ* ) よかったら、また読みに来てください!