ばむ

1993年生まれ。頭と心の中を整理して、言葉にするために書くnote。自分の中に生まれ…

ばむ

1993年生まれ。頭と心の中を整理して、言葉にするために書くnote。自分の中に生まれた考えや気持ちに、丁寧に向き合っていきたい。

最近の記事

不安という強敵に飲まれないために、書いて自分を引き止める。

誰かが決めた「やること」や期間の中でがんばるって、なんてラクだったんだろう。 終わって達成感があるのは一瞬で、すぐに心許なさが出てくる。 やることをやって進んでいるという実感が急になくなって、放り出されたような感覚。 「これで不安が解消される」と思って誰かの作った枠の中で動いて、走り抜けたらまた不安が浮かんで。 そんなことを繰り返しても、不安が消え去る日なんて来ないんだよね。 漠然と「わからない」「なんとかしなきゃ」と思うから不安は加速するわけで、こういうときは、一

    • 人間は苦手。だけど、人との関わりを求めてる

      人が集まる場所に行ったり、顔を見て人と会話をすると、ぐったりするほどに疲れる。 気を遣っているつもりはなく、その場を楽しんでいても。 気づくと頭が痛くなったり、なんにもする気力がわかずにぼぅっとしたり。 人間は苦手。 本音を隠して笑顔で話すし、会話をしていてもこちらへの興味なんてほぼないことが垣間見える。 「自分を見てほしい」が相手への興味を上回るのも、その場をみんなで楽しく過ごすために隠す感情があるのも、当たり前だとはわかる。 気を遣ってくれる優しさも、褒めてく

      • 言葉だけじゃない「ありがとう」を渡せる自分でいたい

        なにかを購入するときは、本当に良いと思ったら「ありがとう」の言葉だけじゃなく、お金や口コミなような形にして渡したい。 お金や時間がほしい理由の1つが、これだなと思う。 良いものに対して「安くしてよ」なんて言いたくないし、「高い」とすら思わずにお金を気持ちよく払いたい。 商品・サービスを売る人にとって、お客様の声はリアル感があればあるほど良いだろうから、丁寧に感謝の気持ちを言葉にして綴りたい。 相手のためというより、自分のために。 感謝をめいいっぱい伝えられる自分は、絶

        • 反射的に浮かぶ「無理」って、ほんとは大丈夫だったりする

          『東京開催』という文字を見た瞬間、「あ、無理だ」と思った。 同時に浮かんだのは、「だって遠いし、お金もすごくかかるし…だから、無理でもしょうがないよね」という気持ち。 でも一歩引いて考えたら、その並べた言葉は『できない理由』ではなくて『やらない言い訳』でしかなかった。 「ここまでなら(それほど負担なく)やれる」という無自覚な線引きがあって、『東京』はそのラインを越えられなかったから反射的に「無理」と判断がくだされただけ。 だから、無理じゃない。 でも反射的に「無理」

        不安という強敵に飲まれないために、書いて自分を引き止める。

          積み重ね

          年を重ねるほどに、受け身でも心地よいものが増えていく。 積み重ねてきた接触で慣れて、慣れたものは受け取りやすく、楽で心地よい。 新しいなにかは、自分にとって危なくないかをたしかめながら受け取らないといけない。 受け身ではいづらいし、なにかと自分の間に起きる摩擦に疲れたりもする。 現状維持は流されるだけで良い。変化はエネルギーがいる。だからその場において、現状維持はとても楽で、変化は楽じゃない。 だけど、変わりゆく世の中には良い変化もたくさんあって、一時的に自分に負荷

          積み重ね

          人へのこわさみたいなもの

          人が輪郭を持つと、なぜだか急に逃げたくなるようなおそろしさを感じることがある。 顔や身体がくっきりとあらわれると、現実に帰ってきたように、熱がすぅっと冷める感覚になることがある。 *** 顔が見えず、なんてことないリアルな日常を垣間見ることなく、画面越しにするやり取りでなら心の内をさらせても、対面だと見えそうな感情やしぐさに本音を飲み込んだり。 本を読んで、なんてすてきな考えを持った人なんだろうと思っても、著者紹介の写真を見て「この人も人間だ」と気づき、それなら良いと

          人へのこわさみたいなもの

          読書感想「死にたがりの君に贈る物語」

          死の匂い。疑心暗鬼。自分の心を守るための防衛反応。吐いた言葉に自分自身が傷つくとしても、吐かずにいられない脆さ。 壊れそうなあやうさ。すでに壊れていそうに見えるほど。 その心を救うのは愛だなんて、言葉にすると陳腐で、だけど事実なんだろう。 *** 愛情を受けられなかった人は、相手の愛情をたしかめるために暴言を吐くと聞いたことがある。 本当に信じて大丈夫なのかたしかめたくて、暴言を吐いて反応を見る。 離れていったらそれまで。これで離れていくなら、その愛情は見せかけだ

          読書感想「死にたがりの君に贈る物語」

          読書メモ「泣ける日本史」

          人の感情や情勢を読み違えると、人はかんたんに身を滅ぼす。タイミングや環境、運も絡むけれど。 「泣ける」というよりも、人のマイナス感情が生むものの大きさに怖さを感じた。 *** 歴史に名を残すような人は、形はちがえど強い人が多い。だけど大半の人はそこまで強くない。 その強さが人の弱さを刺激して、妬みや焦り、恐怖を呼び起こしていた。 それらのマイナス感情の数の多さに、強い人たちも成果を見る前に道を断たれてしまう。 本人が亡くなってからの称賛が、本人にとってどれだけの意

          読書メモ「泣ける日本史」

          読書メモ「バズる書き方」

          「バズる文章」 ≒ 「読んでもらえて」かつ「行動につなげてもらえる」文章なのかなと思う。 じつは、タイトルを見て読むか迷った。SNSで有名になるための本みたいな雰囲気だったから。そこはあまり興味がない。 だけど、「読者を意識して、自分自身の感覚で文章の細部まで気を配る」考え方とその具体例も書かれていて、ためになる内容だった。 *** ざっくり分けるなら3つだろうか。 1つ目、文章の見た目。 誤字脱字がないこと。漢字とひらがなのバランス。改行位置で読みやすさが変わる

          読書メモ「バズる書き方」

          読書メモ「幸せ上手さん習慣」

          幸せは、ちょっとずつ練習して、ちょっとずつ習慣化して、上手にみつけられるようになるもの。 考え方や行動を変えていくことで、幸せに気づくことが上手になれる。そのコツを教えてくれる本。 *** 取り入れたいこと ・太陽の光を浴びる(とくに朝) ・玄関を整えて、常にきれいな状態にする ・花や観葉植物を置く ・逆R指定をつけない ・疲れたら深呼吸 ・指先を整える(自分がいちばん目にする場所だから) *** 幸せ上手さんの習慣は、すべてが当たり前。そして必ず、とき

          読書メモ「幸せ上手さん習慣」

          Canva初めて使ってみたけど良き。ただ、文字入れたい→画像避けたい→色イメージこっちのが好き…とかやってたら、なんかあれ?な見た目に(笑)ヘッダー画像めんどくて手抜きしてたけど、これ遊べそ

          Canva初めて使ってみたけど良き。ただ、文字入れたい→画像避けたい→色イメージこっちのが好き…とかやってたら、なんかあれ?な見た目に(笑)ヘッダー画像めんどくて手抜きしてたけど、これ遊べそ

          読書メモ「生き方革命」

          堀江さんは「動く」、橋本さんは「流動性」、本として「自由」と「変化」あたりがキーワードかな、という印象。 *** 堀江さんは、縛られていると思うのは、自分が勝手に思い込んでいるだけの幻想なんだから、とにかく好きを大事に動け、と言い続けているイメージで、本書もそのまま。 堀江さんってブレないから、数年前の本を読んでも書いていることが似ていて、新しい本を改めて読む意味あるかな、と思ったりする。すごい。 橋本さんは、世の中を変化させるため、人が変化に適応できるようにするため

          読書メモ「生き方革命」

          「がんばる」ことは良いことみたいな雰囲気はあるけれど

          じつは、「がんばらない」より、「がんばる」方が気持ち的に楽な面もあるなと思う。 おもに、自分への許可という意味で。 「がんばっている自分」は、褒めてあげるってかんじで、「がんばっていない自分」は、怠けているとか後ろめたさとかがあるかんじ。 なんの言い訳じみた言葉もなく、「がんばっていない自分」で良しって思うためには、自己肯定感の高さが必要な気がして。 がんばっていなくても、自分が自分であればそれだけで良いと思えるかどうか。自分を大切にしてあげられるかどうか。 たぶん

          「がんばる」ことは良いことみたいな雰囲気はあるけれど

          無理をしている自分に気づいてあげる。

          自分自身のいつもとちがう感覚に、いつもより激しく動く感情に、いつもならあまりしない行動に、気づいてあげないと、と思う。 なにもする気が起きずぼーっとしてしまうなら、きっとものすごく疲れている。 ささいなことに引っかかって苛立つなら、きっと小さな我慢を積み上げてる。 無償にジャンキーなものや辛いものが食べたくて仕方なくなるなら、きっとストレスが溜まっている。 感覚や、感情や、行動に表れてしまうほどなら、なにかしら無理をしているんだと思う。許容量を超えているんだと思う。

          無理をしている自分に気づいてあげる。

          平日の朝の美容室

          平日の朝の美容室は、力が抜けちゃいそうになるような、穏やかで贅沢な時間だった。 人が少なくて、空間の音も動きも残り香も静か。 美容師さんが時間や気持ち、体力的に余裕があるからか、なんとなく休日の午後よりゆっくり丁寧なサービスを受けているような気がした。 同じ美容室の、同じ美容師さんでも、曜日と時間がちがうだけで変わるんだなぁ。いつも良いのが、さらに良くなる。 朝からゆったりと髪を整えてもらうことは、自分を大事にする時間を過ごすことになるのかもしれない。

          平日の朝の美容室

          後から実感がわく。

          実感は、たいてい後からわいてくる。 うれしいことも、悲しいことも、さみしいことも。 その瞬間は、どこか他人事のようだったり、現実味がなかったりして、実感は遠い。 後からじわじわと、実感はわいてくる。 あたりまえだと思っていたことが、あたりまえじゃなくなったんだと、気づいたときに。 変わった日常に、気づいたときに。

          後から実感がわく。