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HHKBにパームレストは不要だと思いはじめている

どうも、HHKB HYBRID Type-S ユーザーのばんかです。

HHKBを使うときは基本的にパームレストも使うようにしている。HHKB自体に結構な厚みがあるため、パームレストなしだと手首に負担がかかるからだ。

……というのが一般的な認識。ぼくも当然そうだと思っていた。

しかし、実はこれは気にしすぎなのかもしれないと、思い始めてきた。

というのも、最近「パームレストを使わないチャレンジ」をしているのだが、快適に使えているのだ。


# パームレスト使わないチャレンジ

もともとこのチャレンジは、持ち歩く荷物を減らすためにはじめたものだった。

僕は外出先でもHHKBを使いたい派。カフェで仕事をすることも多いのだが、HHKBをお供として連れて行くことは欠かさない。

しかしHHKBはそれだけで結構かさばってしまう。重さは我慢できるのだが、体積が大きい。これにくわえてパームレストだと、重いし、邪魔だし、大変なのだ。

持ち歩く荷物は極力少ないほうが良い。そこで削れる荷物はないかと検討した結果、パームレストを使わないでHHKBを使ってみようと思い立ったのだ。

で、実際にパームレストを使わずに1ヶ月近くが経とうとしているのだが、もうすでに違和感を感じないぐらい、慣れてしまった。

この文章を書くためにパームレストを久しぶりに引っ張り出してみたのだけれど、むしろこっちのほうに違和感を感じている。


# パームレストを使わないタイピングのコツ

パームレストを使わずにHHKBを使うにも、ちょっとコツもある。なるべく指を高く上げず、キーを押し込むようにタイプすることだ。

バチバチと叩いてはいけない。指を高く持ち上げるのではなく、キーの上を滑らせるように運搬して、目的のキーを押し込むのだ。

理想は、指は常にキーの上に置かれていて、持ち上げて振り下ろすという動作を行わないこと。これが一番省エネで負担も少ないくてすむ。

そう。大事なのは省エネ。あまりエネルギーを使わずにタイプできることがのぞましい。

力を抜いて、リラックスした状態。肩から指先にかけて余計な力も緊張もなく、だらーんとしている。目的のキーをタイプするのではなく、キーの上に置かれた指に、ほんのわずか重力の力をくわえてやる。

それぐらいささやかで繊細な力でタイプができたら、それが一番いい。


# HHKBだからこそ、優しくタイプできる

これが可能なのは、HHKBの感触が “やわらかい” からだ。

HHKBでキーを打ったときの感触は、実にやわらかい。「静電容量無接点方式」を採用していることもあり、キーをすこし押しただけで、きっちり反応してくれる。

力を入れなくてもいい。でも、きちんと「打った」「タイプした」という実感が指先から伝わってくるので、いつまでも気持ちよくタイプしていられる。

このような打ち方をしていれば、手首を浮かせるような姿勢は必要なく、HHKBの厚みも気にならなくなる。
パームレストで位置を補正することもく、非常に自然な形で、タイプすることができるのだ。


# HHKBだからこその所作の美しさ

静かに、美しく。それが理想のタイピング。
HHKBなら、楽器を奏でているかのような、心地のいいサウンドが響き渡る。

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