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なんでも楽しく習慣化する方法

ダイエットが続かない…
勉強する気が起きない…
読書を習慣にしようと思っても三日坊主になってしまう…

誰しもがこういった経験をしたことがあると思います。

ダイエット、読書、ランニング、勉強、筋トレ等なんでも
「思わずやりたくなってしまう」
「ヒマさえあればやっている」
というくらい楽しく習慣化できる方法があります。

それは、ゲーミフィケーションです。

ゲーミフィケーション

ゲーミフィケーションとは、ゲーム以外の分野にもゲーム的な要素や考え方を応用しようとする取り組みのことです。

主にアプリやシステムなどに導入して、ビジネスで使われることが多いです。


勉強はやる気が起きないのに、ゲームは気がついたらやってしまうものですよね。
その「気がついたらやってしまう」要素を分析して、他のことにも取り入れようという試みです。


習慣化に必要な要素

ゲームの「気がついたらやってしまう」要素は以下の4つです。
1明確な目的
2適度な難易度の課題
3報酬
4現状の可視化

順番に見ていきましょう。


1明確な目的

ゲームには、「お姫様を助ける」「敵を倒す」「街をつくる」などといった
わかりやすい最終的な目的があります。

ゴールが明確に決まっていると、それに向けて何をしたら良いか、何が足りないのか、といったことが明確になり、モチベーションの維持につながります。


2適度な難易度の課題

ゲームでは、最終的な目的を達成するための道筋がハッキリしています。

最終的な目的を達成するために、「目の前の敵を倒す」「レベル上げをする」「アイテムを集める」などといった小さな課題に取り組みます。
その課題は、ちょっと頑張れば達成できるという、ちょうど良い難易度であることが重要です。

努力して課題をクリアすることで、達成感を感じられるので、やる気が起きやすいです。


3報酬

ゲームでは、小さな課題をクリアしていくことで、その都度報酬がもらえます。

敵を倒せば、経験値がもらえてレベルアップできたり、アイテムをゲットすることができます。
課題を達成するとご褒美がもらえるので、プレイヤーは「またやりたい」という気持ちになります。


4現状の可視化

ゲームでは、「レベルはいくつなのか」「なんのアイテムを持っているか」「目的地まであとどれくらいか」といった進捗状況がわかるようになっています。

すると、「今までの成長や努力」「最終的な目的までどれくらいか」が目にみえてわかります。


目的・課題・報酬・可視化の要素が設定されていることが、ゲームの「気がついたらやってしまう」を生み出しています。

ですから、ゲーム以外のことにもこの4つの要素を取り入れることで、「気がついたらやってしまう」ようにできるのです。

試しに、ランニングを例にとってゲーミフィケーションを取り入れてみましょう。

1目的
「1ヶ月で12km走る」と設定します。
2課題
1ヶ月を4週間とすれば、1ヶ月で12km走るには、1週間で3km走る計算になります。
なので、1kmのランニングを週に3回やれば、達成できます。
3報酬
「ランニング1kmごとに1ポイント獲得」
「日曜日に3ポイント以上溜まっていたら、大好きなスイーツを食べられる」
4可視化
ランニング記録用のカレンダーを用意して、獲得したポイントを記録する。
月の終わりに1ヶ月の累計ポイントを記載する。

というように設定すると、「時間が空いたから1ポイント分だけ走ろう」「明日、日曜日なのにまだ2ポイントだから走っとこう」というようにランニングを楽しく続けることができます。
さらに、月の累計ポイントを記録しておくことで、「先月は14ポイントだったのに、今月は17ポイントになってる」と成長が目にみえてわかるようになります。


SNSで共有しよう

成果をSNSで共有することで、ゲーミフィケーションによる習慣化を最大限生かすことができます。
ゲーミフィケーションでは、達成した成果を可視化しているので、他人がみても成果が分かりやすいのでSNSとの相性は抜群です。
先ほどのランニングの例では、カレンダーの写真を投稿すれば、何kmランニングをしたのかが一目瞭然です。

目的や課題を達成したことを褒められると、嬉しいですし、他人の評価を意識すると「もっと頑張ろう」という気になります。
また、同じ趣味の人たちのコミュニティができたり、情報交換や競争をしたりすることで、趣味がよりいっそう楽しくなります。


なんでも楽しく”趣味化”しよう


目的・課題・報酬・可視化の要素とSNSでの共有を取り入れて、なんでも楽しい習慣、”趣味”化しましょう。
日常に趣味があると、人生が楽しく豊かなものになります。
今回はランニングを例にとってみましたが、目的や報酬、可視化の方法などを自分なりにカスタマイズして、様々なことを趣味化してみてください。

それでは!Have a good life!!

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