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「大人男子の『超』清潔感ハック」見た目は人のため

AmazonのKindleでベストセラーになっているから、もう読んだ方も多いかもしれない。僕も四十を過ぎて見た目がだいぶん衰えてきているのは、鏡に映った自分を見る度に痛感している。

見た目が衰えるほどの外見が元々あったのかと言われれば、言葉に詰まるけれど、それでも二十代の張りや潤いはもはや見る影もない。なので、せめて人に不快に思われない程度には外見を整えるのがマナーというものだ。

本書で強調されているのもファッションは人のためであって、自分のためではないということだ。特に営業職に従事されている方は普段から注意なさっていると思う。相手に不快感を覚えさせるようでは無礼にあたるからだ。

外見は礼儀なのだということの自覚を促す意味で、本書はとても有意義なものだ。特に清潔感がもっとも重要で、いかにオシャレに見せるかではなく、どうすれば相手に清潔感を与えるかに焦点を当てているのが特徴だ。

よく誤解されているが、見た目を整えるのは自分がモテたいからだと言う人も多いし、実際、僕も言われたことがある。その歳になってまだモテたいのかと。

他にも男のくせにとか、見た目にこだわるのは男らしくないとかいう人も少なからずいるけれど、そう言う人でも男女の別なく清潔感ある男性を嫌う人はいないはずだ。

わざわざ自分から「外見を整えております」と自己申告する必要もなければ、求められもしないのだから、黙っていれば誰にもわからない。誰も損をしない。いや、得しかない。それに誰にも迷惑にならない。

情けは人の為ならず、清潔感は己の為ならず。外見にこだわらないという男らしさも結構だけれど、ちょっと気をつけてみようと思ったら、本書を読んでみることをお奨めする。

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雨野次薬
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