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なんとなくスマホのゲームを弄ってて気付いたこと

水は物理法則に従って、高いところから低いところへ流れますが、そこには善も悪もありません。善悪を感じるのは人間で、私は若い頃から天に向かってよく唾を吐いていたので、お出かけのたびに雨に降られるような気がしますが、それはたぶん梅雨のせいです。


ハッピーグラスというスマホゲームがあります。確かなにかの広告からまんまとダウンロードしました。別に宣伝したいわけではないので簡単に説明しますと、画面上部の蛇口から水がジャーっと流れて、下にあるバケツにドババっとと水が溜まったらハッピーだというゲームです。ただし、プレイヤーが橋を渡したり、壁を作ったり、ひと工夫しないといけません。

仮にA地点へ水が流れ落ちるのが自然の流れだとして、人の意思でB地点に流したいと考えます。物理法則を捻じ曲げることは出来ないので、法則に従って自然にB地点へ流れるように工夫することになります。
プレイヤーのもくろみが外れれば、慌ててスマホをひっくり返そうが画面を16連打しようが、水はなんのお構いもなしに、無情に、落ちるところへ流れ落ちていきます。


日常や人生に置き換えると、いろんな物事の結果を、なんて理不尽だと思って嘆いたり憤ったり、逆にとんだラッキーだと興奮したりするけど、実は自然に起こるべきことが起きただけなのかもなと思いました。
理不尽やミラクルのように感じることは、なにかしらの仕掛けによって常道のルートが変わっただけで、ごく自然に流れて起きた結果なんだろうと。

そして、もしあり得ないような結果が欲しいと思ったら、天地をひっくり返すような無茶ではなくて、自然にそう流れるルートを作るってことなのかな、などとも思ったところです。

※ちなみに、このゲームは無料ですがちょいちょい課金トラップが出てくるので、遊びたい方は自己責任で!

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