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バレリーナの股関節(アンディオール)日本と世界の違い!
バレエを踊る時のアンディオールの秘密は、足裏で床を使うから始まる!
日本では、小さなバレリーナさんにも、ターンアウト・アンディオールと「開きなさい」と言われます。身体が小さな時は、脚を開く事を強調するよりも、足先・膝・背中・腕を伸ばす事を大切にする必要があります。
子供からバレエを始めて、バレリーナになりたいと思っている女の子は沢山います。小学校、中学校、高校生、と大人になってバレリーナになれる女の子と、バレリーナになれない女の子と、どのように分かれていくのでしょう?
バレリーナになると言っても、プロのバレリーナ(踊る事を仕事とする、踊って収入を得る)と、楽しく踊るバレリーナ(発表会などでお金を出して踊る)と、ここでも2つに分かれます。
まずは、日本のバレエ界で踊るバレリーナはどのように進んでいくのでしょうか?
3歳頃からバレエ教室でバレエを習うところから始まると思います。幼稚園、小学校低学年と楽しくレッスンして発表会で衣装を着て少し緊張と楽しさの中で踊ります。
お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんと、みんな笑顔で楽しい舞台になります。人前で踊る事で喜んでくれることを身体で感じ覚えていきます。素晴らしい事です。
小学校高学年から中学校になってくると、日本の場合はバレエコンクールが盛んになってきます。そうなると一気にバレエを踊る事とお父さんお母さんの目が変わってきます。
中学受験や高校・大学に進学する事と、バレエを踊る事を比べて見られてしまいます。バレエを踊る実力がどれぐらいなのか?
この判断をコンクールの順位で決められてしまう状態になります。バレエの踊りを判断する事はとても難しいです。
コンクールで判断する事は間違っています。実際にコンクールだけで判断してバレエを辞めてしまうバレリーナが沢山います。とても悲しいです。
私も沢山の方に相談を頂きました。コンクールの結果が残せないのでどうすればと。
日本のバレエ界で生きていくのであれば、コンクールの結果考えてレッスンする事も良いと思います。コンクールの結果を残す為には、コンクールのバレエを学ぶ事です。
コンクールで求められるのは、正確な動きと失敗しない動き、それから、ポアント・トゥシューズの使い方、テクニックの反復練習、同じバリエーション1年間練習する。
バレエの基本よりも、バリエーションで間違わずに、失敗しないで、動く事ができるかが大事になります。
コンクールで入賞している常連のバレリーナは、皆さんその練習をしています。コンクールで結果を残すレッスンです。
普通のバレエ教室では、その為にレッスンしません。ですのでコンクールで結果を残す事は難しいです。
コンクールで結果を残す事ができれば、日本のバレエ界でバレエ講師などの仕事ができるようになるでしょう。
ここまで来るのに、とても大変なコンクールのレッスンをつい重ねていますので、大学へ進学しないで練習をしています。
身体もケガなどが多く、バレエボディステーションへお越し頂いています。学校のクラブ活動と同じ感じですね。
コンクールで結果を残すレッスンをしているバレリーナは、海外のバレエカンパニーでプロになる事はほとんどありません。バリエーションは踊る事が出来ても、バレエの全幕など、プロとしての踊りやバレエの基本は学んできていないからです。
日本のコンクールが盛んな事は、日本のバレエにとって良い事なのか?悪い事なのか?どちらでしょう。
コンクールが盛んな日本のバレエは、お父さんお母さんから見るとわかりやすいです。コンクールで結果が残せないとバレエは無理、バレリーナになれないと判断する事ができるからです。
ですが、このコンクールの結果で判断する事は間違っています。
バレエは、競い合って判断されるものではありません。
バレエは踊る心が必要です。競い合うスポーツではありません。心を持った素敵な女性・バレリーナになるように応援してほしいと思います。
次はプロになっていくバレリーナは、どのように進んでいくのでしょうか?
3歳~8歳までは、曲に乗って身体を動かして踊る事が好きになる。人の前で踊る事が平気になる。バレエを見る事が好きで、美しいバレリーナを見ると真似をして踊る事をする。感情を表す事、笑う、怒る、泣く、悲しい、落ち込む、元気、明るいなど、感性を表に出す事が素直にできる。
この3歳~8歳までの時期は、とてもバレエの感性を育てるために大事な時期です。お父さん、お母さんの育て方でも変わってきます。環境も大事なことになります。美しい、素晴らしい、バレエの世界は感性が最後には重要になります。
9歳~15歳までは、少しずつ体が成長していきます。女の子から女性になる準備が始まります。この身体の変化が激しい時期ですので、焦らずにバレエの基本を学びます。
自分の身体の変化を感じながら、美しく踊れる身体にレッスンで作っていきます。バーレッスンとセンターレッスンを中心に、時間をかけてレッスンします。とても地味なバレエの時期です。
この時に必ず出来ていないとダメな事があります。今のうちに出来るようになっていないと美しい身体にならない事があります。
ストレッチで、柔らかいかくと、開く事が私の体なんだと覚える事です。正しいバレリーナになるストレッチ方法
![](https://assets.st-note.com/img/1725260802131-pBCXBxsQLW.jpg)
それから、バレエの基本、股関節、膝、足首・足裏、お尻、甲のアンディオールでお話しした内容。
![](https://assets.st-note.com/img/1725260802097-71UoCOarph.jpg)
この2つは学び理解して頂き必要があります。
日本のバレエでは、この時期にコンクールが盛んになっています。コンクールに出る事は悪い事ではありません。舞台の経験をする為には良いと思います。
ですが、この大事な時期に美しく踊る為の体つくり、バレエの基本、バーレッスン、センターレッスンを時間をかけてしていないと、将来プロのバレリーナにはなれません。
日本のコンクールで入賞したから、将来プロになれるわけではありません。
このことをしっかりと理解してほしいと思います。
16歳~19歳までは、身体の変化にも慣れてきています。骨格・骨・関節も大人になってきています。この時期から筋肉が発達してきます。
9歳~15歳の間に美しく踊る身体を焦らないで地味に作ってきていれば、その美しく踊る身体に対して美しく筋肉が育ってきます。
筋肉が発達してきますので、軸やアンディオールなど正しくできるようになってきます。そうすると美しく踊る事が完成に近づいてきます。
この時期にプロになっているバレリーナは、海外のバレエ学校のオーディションを受けています。オーディションの内容は、バーレッスンとセンターレッスンです。ポアント、トゥシューズはない事がほとんどです。(年齢。学校にもよります)
プロのバレリーナになる為には、日本にいる間、16歳~19歳になるまでの間に、バレーレッスンを自分で考えて感じて美しくできるようになる事。センターレッスンでも美しく踊れるようになる事を準備できるかが必要な事です。
コンクールで、バリエーションのレッスンばかりやっている場合ではありません。プロになる為には、コンクールでスカラシップを勝ち取っても、海外のバレエ学校で、バーレッスンとセンターレッスンを自分で考えて美しく踊る事が出来ないとダメです。美しく踊る事が出来るカラダになっていないとプロにはなれません。
16歳~19歳の間に、海外のバレエ学校のオーディションで合格してバレエ学校に入学して、毎日バレエやコンテやジャズなどをレッスン受けていく事で、沢山の経験をしながら、身体の感覚、感性を出す事、プロとして踊る方法を学ぶ事が出来れば次につながっていきます。
20歳~は、プロとしてカンパニーのオーディションを受け合格する必要があります。今まで美しく踊る為の体つくりと、踊る経験を体で感じてきた積み重ねが試されます。
日本でバリエーションばかり踊っているだけですと、難しい事はわかって頂けると思います。
カンパニーに合格しても、日本から海外へ仕事として踊る事は、ビザなど国籍の手続きなど大変なことが沢山あります。すべてクリアしてプロとして踊る事になっても、そこからまた自分自身の踊り、身体を高めて進化していかなければいけません。
バレリーナになるという事は、とても大変なことです。
日本のコンクールで結果を残す為に競争して踊るバレリーナ。
趣味として楽しく踊るバレリーナ。
プロを目指して地道にバレエの基本をレッスンするバレリーナ。
どの道を進んでいくにしても、続ける事が必要になります。高校を卒業、20歳を過ぎたら、など、大人になってくると生きていくために仕事もしないといけません。
それでも踊り続けると、最後は感情、感性で踊るバレリーナになっていきます。踊る事とは自分の生き方が現れます。
続ける事は大変ですが、自分の生き方、感性、感情を出す事ができるバレリーナを目指してほしいと思います。
身体が痛かったり、辛い時、心が折れそうな時は、いつでも連絡して下さい。
海外に行って怪我などしてしまい、日本へ帰ってこないといけなくなったバレリーナさん、いつでもご相談ください。
いつでも応援させて頂きます。
わからないで踊っているのでしたら、バレエボディトレーナー・IMURAへお越しください。
お越しに慣れなくてもご相談ください。
バレエボディトレーナー・IMURA
バレエの身体の正しい使い方・踊り方
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代表:井村 督
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バレエを身体の視点から応援させて頂きます。宜しくお願いします。
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