グリーンスクールをはじめとするバリ島特有のネイチャー学校は最先端教育！

バリ島といえば、常夏の気候が特徴的。そのため、家や学校の校舎は木材やバンブーを使用した、壁のない非常におおらかなオープンスタイルの建築が多く見られます。

たとえば、有名なグリーンスクールは、ほぼすべてが竹でできており、土地の地形も大きく変えることなく、最低限の整地だけで建設されています。日本ではおそらく消防法などの規制で難しいかもしれませんが、これがバリの醍醐味！自然と調和したこのデザインは、自然と一体化し、そもそも人間が存在するのに欠かせない自然の命の息吹を感じながら、自分にも自然にも優しい心豊かな未来を創る力を育みます。

圧迫感ゼロの壁のない壁のない教室

このような学校では、一見テクノロジーとは程遠く素朴に見えますが、実は様々な教育のエビデンスとアプローチを取り入れています。よいと思ったらすぐ取り入れ、そのスピードにも驚きますが、あまり効果がないなと学校が判断すればまた次のチャレンジととどまることがないほどです。

例えば、平坦な道ではなく多少アップダウンのある自然環境の中を移動することで、子どもたちの身体能力が自然と鍛えられます。教室間を移動する際の適度な運動は、セロトニンを活性化させ、リフレッシュ効果も期待でき、次の授業への切り替えがスムーズに行えるというメリットがあったりします。

ネイチャーベーススクールは、見た目以上に子どもたちと教員の成長を支えるために日々工夫と努力を重ねています。特に、子どもたちを指導する教員は、教える側が幸せでなければならないという理念のもと、常に新たな試みが行われています。

また、グリーンスクールは世界的に有名ですが、その学費は他のネイチャースクールに比べて高めです。しかし、料金を抑えた小規模なネイチャースクールも存在しており、こちらも検討する価値があります。

バリ島には、最新のネイチャースクールも誕生しています。この学校は、ハーバード大学で教育学修士号（Master of Education）を取得し、学校開発や社会・感情的学習に注力した創立者と、スタンフォード大学と協力して設立した、最先端のエビデンスに基づく教育と、自然を活かした学びが融合した革新的な学校まであります。

グリーンスクール以外のネイチャースクールもリストアップしておきますのでご活用ください！