Ryo

妻と愛犬と暮らす料理人の考え事。

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妻と愛犬と暮らす料理人の考え事。

最近の記事

世界

普段は出不精な自分。休みの日は家が好きだ。 妻とドラマを見たり、愛犬と遊んだり、1人でYoutubeや本を読んだり。 大層なことはしていないがそれが楽しい。 だが済まさなければいけない用事があり、昼過ぎに電車に乗った。 用事を済ませたあと、もう夕方になっていた。17時過ぎだっただろうか。もうこの後、用事はない。 今日は妻の帰りを待つだけだ。どうせやることがないから1駅分歩こう。ふと思った。 1駅といえど普段電車で通り過ぎるだけで、その地に降り立ったことはない。 昔か

    • 友達

      つい先日、久々に友達2人と飲んだ。 自分の最寄りの駅で集合し2時間ほど飲み、場所を自宅に移した。 妻が部屋を隅々まで綺麗にしてくれていた。 張り切ってくれてありがとう。 友達2人は小学校からの付き合いだ。その友達と妻が仲良さそうに話しているのは感慨深いものがある。 酒もすすみ、卒アルを引っ張り出してきて昔話で盛り上がり。みんなで悪さした話や、当時の鉄板ネタを話す。それに笑う妻。実に微笑ましい。 昔話をつい最近の事の様に話し、心も当時に戻る。 そんな友達がいる事をありが

      • 時代

        今の時代は昔に比べると情報が多くて恵まれている様な話を耳にする。 だが非常に見極める力が必要になってくる。それと共に情報社会に埋もれないように半強制的に努力が必要になる。 情報を見極める力はどこで養えば良いのか。養うのもまた情報なのか。 snsやYoutubeで無名から〇〇万人のフォロワー、登録者がいる状態にまで成り上がる若者が多くいるこの時代。 ただ結局、中身のない奴は一過性の人気を得て消えていく。自力のあるやつは残る。人間性の部分が多いかな。 どれだけうまくブラン

        • 妻が子宮内膜増殖症になった。

          つい先日から不正出血を訴え、産婦人科に行ったところそう告げられた。 クラス3aと言う段階で幸い癌の前段階らしい。 正直妻の手前、落ち込んではいけないと思ったし、一緒に落ちてる場合ではなく、どんと構えて冷静沈着でいなければと思った。最悪の場合子供がいる未来を捨てる可能性も考えた。子供は欲しいと思っていたが仕方ない。その時は子供がいない夫婦にしか出来ない人生を歩もうと腹を括った。もし、闘病と言うことになるならば、仕事も妻と時間を共に過ごしやすい仕事に変えようとも思った。妻が死な

        世界

          料理人の価値

          数年前、ミシュランの星付きレストランで働いていた事があった。すごく刺激的で自分の成長をメキメキ実感できるすごく楽しい3年だった。 その時のシェフの言葉が今でも妥協しそうな時によぎる。 “俺らからしたら毎日の事だけど、食べに来る人からしたら一生に一度かもね” 日々の仕事に追われて忘れていたことだったと思う。 この何十万とある飲食店の中からうちを選んで、数ヶ月前から予約をし、当日のプランを立て、来店までにたくさんの期待に胸を膨らませて当日来店される。 何かの記念日となれば年に

          料理人の価値

          言葉の重み

          ここ最近思う。本当に心から思っている事、その人の中で大きく衝撃を受けた経験に基づいた言葉ってすごく重くて芯があるなって。 たとえ、その人の過去や本心を知らなくてもなぜかすごく説得力があると思ってしまう。 言葉以外から何か感じ取れるものがあるのだろうか。 ただの受け売りの言葉や付け焼き刃な言葉は何も刺さらない。上っ面だけって感じ。 頭で話しているのと心で話しているの違いなのか。心で話すって分からんけども。 嘘なく、真っ直ぐで、ぶっとい芯が一本通った人間になりたいと思っ

          言葉の重み

          初めての記録

          ここには自分が普段生活する上で感じたこと、頭の中をぐるぐるしている考え事、夢や妄想。。。そんなことを書く場所にしたい。 ここがそのまま当時の自分の頭の中であるかのように飾りっ気なく書くことにしようと思う。 そもそも書くきっかけになったのには理由がある。 昔からの性格なのだが、頭の中で自分と対話する癖がある。悩み、苛立ち、不安、夢、妄想。良い方も悪いこともごちゃ混ぜで。 ただその癖のせいで周りからは 「何を考えているかわからない」 と言われることが多々あった。 それもそ

          初めての記録