『仕事辞めなきゃよかった…』と後悔したことが一度もない(マジで)
こんにちは、安心院バクです。30歳の無職です。
私は2015年に入社した会社で5年間働きましたが、2020年(28歳のとき)に退職しました。
退職してから現在まで、無職生活を2年間以上続けています。
2年以上無職を続けていますが…
『会社を辞めなきゃよかったなぁ…』と後悔したことが一度もありません、マジで。
無職で収入はありませんが、今でもたまに「仕事辞めてよかった〜!」と思うことはあります。
今回は『無職を2年以上続けても一向に労働意欲が湧いてこない人間の心境』についてお話します。
「無職って普段どんなこと考えてるの?」
「無職も長く続けると飽きるんじゃないの?」
「社会不適合者の脳内をこっそり覗いてみたい」
などについて気になる人は、ぜひ読んでみてください。
(案の定)長くは続かなかった会社員生活
春の気配も近づいてきた2015年の4月、私は某大学を卒業して某企業に新卒入社しました。
ついに自分も社会人!バラ色の新生活が始まる!…かと思いきや、私の心の雲行きは怪しかったです。
正直、私は仕事が始まる前から『こんな私に社会人が務まるのか?』という不安でいっぱいでした。
そして、私が入社前に感じていた不安は会社員を続けても消えることはありませんでした。
こんな社会不適合者の私でも就職できたのは「新卒カードのおかげ」でしょうね…間違いなく。
その後5年間会社員を続けましたが、2020年(28歳のとき)に退職を決意します。
“退職”と書くと「転職するのかな?」とか「新しく会社を立ち上げるのか?」とか、ポジティブなことをイメージするかもしれません。
しかし、私の場合はもう働くのがイヤになって辞めました。辞めてからは転職活動もアルバイトもしていません。
現在は貯金を切り崩し、実家で親のスネをかじりながら無職のまま過ごしています。
無職は最高!(収入が無いこと以外は)
私は2020年に会社を辞めてから2年以上経ちますが、労働意欲が全然湧いてきません。
「無職も長く続けていると飽きる」と以前どこかで聞いたことがあるのですが、全然飽きません。
現代はYouTubeやソシャゲ、SNSなどの「無料で楽しめる娯楽」が山ほどあります。
無職になるとやることが無くてヒマ…かと思いきや、ヒマになる心配はまったくありません。むしろ毎日やることがありすぎて忙しいレベル。
私は昔から「1人で楽しく過ごせてしまうタイプ」の人間です。
なので、毎日自宅にいても、1人でも、お金がなくても、それなりに楽しく過ごせます。(過ごせてしまいます)
無職だけど毎日楽しく過ごしています。私にはどうやら“無職の才能”があったようです。
しかし、無職にも大きなデメリットがあります…それは収入がないことです。(当たり前だけど)
『収入はどうしてるんですか?』というコメントをTwitterでもよく貰うのですが、どうもしていません。収入はありません。
「会社員時代に貯めた貯金」と「親のスネ」に頼りながら生活しています。
ただ、無職生活をできるだけ長くエンジョイしたいので、生活水準はできるだけ低く抑えています。
実家暮らしなので家賃は0円
娯楽は無料で楽しめるもの
主食は豆腐と納豆
スマホは格安SIM
などなど、“生活水準”はとにかく低くしています。そのため貯金が減るスピードはかなり遅いです。
しかし、それでも貯金は徐々に減っていくので当然不安はあります。親に申し訳ない気持ちもありますよそりゃ。
それでも私は「会社員に戻りたい」とは思いません。とにかく労働の才能がないんです。
「仕事辞めたこと」を後悔したことがない
無職生活は「収入がない」とか「世間体が悪い」とか、心配なことも多いです。しかし…
「仕事辞めなければよかった…」と後悔したことが一度もありません。
Twitterで「辞めた 後悔」と検索してみると、会社を辞めたことを後悔している人も少なからずいるようです。
しかし、私の場合は一度も後悔したことがありません。
毎日家にいても後悔していません。減り続ける貯金を見ても後悔していません。無職で世間体が悪くても後悔していません。
仮に「給料を10倍にするから戻ってきてくれ!」と言われても、絶対に戻りたくない。
それくらい、私には会社員が向いていませんでした。
逆に、朝起きて「仕事辞めてよかったぁ〜!」と思うことは辞めてから2年以上経った今でも、たまにあります。
無職の一番のメリットといえば、自分の好きなペースで毎日を過ごせることです。
好きな本を読んだり、好きな映画を観たり、毎日好きなスケジュールを組むことができます。
また、無職になれば寝る時間も起きる時間も自由です。毎日9時間以上寝ることもできます。
一方、無職といえば収入はないし、世間体は悪いし、(人によっては)毎日不安になるし、デメリットはかなり多いです。
しかし、私にとっては「会社員を続けるメリット」よりも「無職のメリット」の方がはるかに上回っていると日々感じます。
たとえ「ホワイト企業」でも無理な人にはムリ
私が2年前まで勤めていた会社は、はっきり言って「ホワイト企業」でした。
私が勤めていた会社は以下のような特徴があり、誰がどう見てもホワイト企業だったと思います。
残業は少ない
ノルマとか一切ない
有休を取得するのが簡単
飲み会は年に2〜3回しかない
ボーナスは年に2回ちゃんと出る
そんなホワイト企業での労働でさえ、私には耐えることができませんでした。
どうやら私にとって、会社は毎日が『非日常』だったようです。
普通の人にとって会社は『日常生活の一部』なんだと思います。
毎朝職場にいくことは当たり前だし、毎日一生懸命仕事をするのは当然の義務です。それを疑うことさえないでしょう。
普通の人にとって“労働”とは、毎日の歯みがきや入浴と同じような『当たり前のこと』だと思います。
しかし、私のような社会不適合者にとって、毎日の労働は『非日常』でした。
毎日が非日常体験なので、毎日会社に出勤するのも辛いです。毎日仕事をこなすのも辛いです。
普通の人が職場を「日常生活の舞台」だと思っているのに対して、私にとっての職場は「日常生活を阻害するもの」でした。
なので、職場にいるだけでやる気や精神、体力がガンガン削れていきます。
普通の人たちが一生懸命仕事をこなしている横で、私は毎日“生き延びる”のに必死でした。
こんな環境で努力しても、社会不適合者が“普通の人”に勝てるわけないですよね。
やはり、私には『社会人の素質』が圧倒的に足りないようです…
「社会人以外」の生き方を模索するしかない
そんなわけで、無職になってから2年以上経過しますが、社会人に戻りたいと思ったことが一度もありません。
労働意欲も全然湧いてきません。毎日自宅で過ごしてるけど全然平気です。
実家暮らしで、生活水準を下げて、できるだけお金を使わずに毎日を過ごしているので、あまり危機感がありません。
しかし当然ですが、この生活を今後いつまでも続けられるとは思っていません。
労働意欲があってもなくても、貯金は確実に減っていきますからね…両親のこともあるし…
無職生活の不安は、結局は『収入がない』という一点に集約されます。
なので、今後の私は『会社員以外の生き方』を模索していくしかありません。
調べてみたところ、会社員じゃなくても生き残る方法はいろいろとあるようですからね。
社会人を頑張れなかった私が生き残るには、別のことを頑張るしかありません。
私にとって会社員生活は「アウェー」だったので、これからは私の得意な「ホーム」の環境で戦っていきたいと思います。
ちなみに、具体的な『会社員以外の生き方』の方針についてはまだ検討中です…ごめんなさい〜
【おわりに】
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