点を繋げるための備忘録 カール・ケッペン石碑
県産業の礎築く カール・ケッペン石碑除幕
明治初期、軍事教練の指導者としてプロイセン(ドイツ)から和歌山藩に招聘(しょうへい)され、母国の優れた製造技術を伝え、皮革・繊維・化学など和歌山の地場産業の礎を築いたカール・ケッペン(1833―1907)の功績を顕彰する石碑が、寓居跡の和歌山大学付属小中学校駐車場(和歌山市吹上)の一角に完成した。22日には、和歌山日独協会(樫畑直尚会長)ら関係者の手で除幕式が行われた。
ケッペンは明治2年(1869)に陸奥宗光の仲介で和歌山藩に招聘さ