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応用情報技術者試験に二か月で合格した話

こんにちは!爆益.comです。

実は私は大学生ですが、応用情報技術者資格を持っています!IT系の方ならAPで通じるのではないでしょうか。そこで今回は私が応用情報技術者試験に合格したときの話を記事にしようと思います!

応用情報技術者試験とは何?と思う方はこちらをご覧ください。

簡単に言うと、「IT技術者として高度な知識を兼ね備えていることを証明する資格」です。合格率20%前後という数字からもその難易度がうかがえます。基本情報技術者試験(こちらも合格率30%程度)を合格する程度の知識のある人達が受けて合格率が20%前後なので、どれだけ難しいかわかってもらえるかと思います。

 私はこの試験に二か月の勉強で合格することができました!

情報系の学部なので情報に関する専門的知識は多少ありましたが、基本情報技術者の資格も持っていないのに飛び級で応用情報技術者を取るのは稀だと思います。

 自分で言うのもなんですが、おそらく効率よく勉強した結果ではないでしょうか(笑)これから応用情報技術者試験を受ける人たちのためにも、自分が合格するまでに行ったことを紹介していこうと思います!

1.勉強計画

まずは応用情報技術者試験がどのような試験なのか調べました。時間がない分、効率的に勉強しなければいけません。実際に合格した人のブログなどを10件ほど見て情報を集めました。

 まず試験形式から。

・試験時間は9:30~12:00、13:00~15:30。午前試験と午後試験に分かれる。

・午前は選択問題(四肢択一)、午後は記述式。

・午前、午後共に60点以上で合格。

・午後の選択問題では情報セキュリティが必須。

午前の問題は60%ほど過去問と同じ問題が出る

・出題分野は大きく分けると情報セキュリティ、経営戦略、プログラミング、システムアーキテクチャ、ネットワーク、データベース、組み込みシステム開発、情報システム開発、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、システム監査

・午後問題はこの中から4つ選択。

ここまで調べた時点で、私の戦略はだいたい決まりました。

・午後(記述式)を重点的に勉強する。

・午後の記述式で選択する分野をあらかじめ決めておく。

・午後に選択する問題はできるだけ午前と関連のあるものを選ぶ

つまり午後回答する分野だけ重点的に勉強し、他の分野は最低限レベルの知識を入れるというわけです。午前に関しては過去問を解いておけば何とかなりそうです。時間がないので取捨選択していないととても間に合いません。費用対効果の薄い分野の問題は賢く切り捨てます。

午後との関連性を鑑みて、自分はシステムアーキテクチャ、ネットワーク、経営戦略、プロジェクトマネジメントの4つを選択しました。

システムアーキテクチャとネットワークは午前とかなり関係があるので効率よく点を稼げそうです。

しかしながら、経営戦略とプロジェクトマネジメントは午前でも多少出題されますが、その比率は結構低いです。

取捨選択していないととても間に合いません。費用対効果の薄い分野の問題は賢く切り捨てます。

 「上の方でこんなこと言ってたのに何を言っているんだ?」と思った方、ちょっと待ってください。これには考えがあるのです!!

 先に午後の問題集を購入し、ほぼ知識のない状態で解いてみたところ、知識のない状態でもある程度の点数を取ることができたのがこの分野だったのです

 実際に午後問題をいてもらえばわかるのですが、割と問題文を見れば解ける問題が多いです。センター試験の国語の問題みたいですね。問題文の中かに答えがある。若しくは日常生活で得ることのできる知識で解けることのできる問題。

 つまりコケて一桁台の点数を取らないように、この二分野を選択しました。そしてがっちり勉強した分野で点数を稼ぐイメージです。その代わりネットワーク、システムアーキテクチャ、セキュリティ分野では50/60くらいとらなければ危ないです。少々危ういように見えますが、この時は自信に溢れていたのでこれで進めることにしました。

 こんな感じで計画を立てた後に勉強を始めました。

2.いざ、勉強開始!

勉強計画を立てたので、さっそく勉強を始めました。まずは午前問題を解いて基礎的な知識を入れなければなりません。書籍を使って勉強してもいいのですが、今回は時間が時間で、読み切れる自信がなかったので、ネットで勉強することにしました。

応用情報技術者のテキスト、分厚いですもんね。。その分詳しいところまで解説してあるので、できれば読みたかったです。

 自分はこのサイトを使って勉強しました。

応用情報技術者を勉強する人にとっては定番のサイトらしいですね。このサイトを使って、一日3時間ほど問題を解きまくりました。自分は全問題の40%を解きました。↓↓

一回分を解くだけでもに時間はかかります。そこから復習などをしている時間を考えると、努力の量が垣間見えるのではないかと思います。(自画自賛)

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 使い方としては具体的には開催年を絞り、一回分をひたすら繰り返して苦手問題をつぶす感じです。電車内などの隙間時間を使って解いていたため、計算問題はほとんど解いていません(なのでところどころ穴が開いています。)

 とはいえ、割と解いている方ではないでしょうか。このサイトの中の基準である段位は二段になっていました。わからない問題は正解するまで繰り返しました。こうして直近5年分くらい解けば午後問題の40~50%は見たことのある問題ばかりになるはずです。

 午前問題は努力次第でどうにかなるので、とりあえずこのサイトで直近5年分の問題を解きまくりましょう!!できれば計算問題もしましょう!

3.午後対策

午前対策は一か月で終わらせて、次の一か月は午後の記述試験対策に回しました。

 この午後問題が難しいんですよね。。。ちゃんと理解していないと取れない問題ばかりです。とはいえ要点さえ押さえておけば点数はもらえるので、「質問者が何を聞きたいか」を考えながら回答することに気を付けました。

ちなみに午後の問題集にはこれを使いました。これ一冊しか使っていないので他の本との比較はできませんが、かなりわかりやすいと思います。

 受験生の時のように一回解く→〇付け→解説を見ながらなぜ間違ったかを理解&ノートに書きだす→2~3日後にもう一度解いてどれだけ覚えているか試す→〇付け&暗記です!

もちろん解くのは自分の選択した分野の問題だけです。他の分野にまで手をまわしていたらとても時間が足りません。

 同じようなシステムの問題がたまにあるので、解いた後にどのような問題だったかがすぐ思い出せるようになるくらいまで読み込みましょう。午前と違って全く同じ問題は出ませんが、似ている問題は出ます。「同じ問題が次来たら満点を取る!」くらいの意気込みで勉強しましょう。

午後試験はこの一冊を完璧にするだけで大丈夫だと思います。何度も読み込んで、自分の選択範囲を完璧にしましょう!!

3.試験一週間前

 試験一週間前からは一日4時間ほど応用情報の勉強をしていました。情報系でもない、知識の薄い私が受かるためには当然だと思います。

 この一週間では

・応用情報技術者.comを用いて苦手問題(自分のアカウントのところから選択できる)を重点的に復習

・午後問題を読み直して、正しく理解できているかを確認

この二つだけを続けました。ほかの本を読んだり、新しい問題に手を出したりしている余裕はありません。

あくまでも今までしたことをもう一度入れ、咀嚼し、理解を深めることに徹しました。自分なんかが合格するのか、かなり不安になりましたが「必要な知識はすでに学んだ。これらの知識をものにすれば絶対に合格する」と思い、復習のみに集中しました。

 これが私の合格の決め手となった決断だと思います。

情報系の友人も一緒に応用情報を受けたのですがその友人は2週間ほど前から新しいテキストを購入し、それを進めていたらしいのですが結果的に落ちてしまいました。

  自信を無くして今までやっていたことを放棄し、新しいことを始めることは愚策だったと本人も認めていました。

 他のテキストにも同じ内容は書いてありますが、一度読んだことのある文章の方が頭にすんなり入ってくるのは皆さんも経験があると思います。

 何度も言いますが、一週間前は

・今までやってきたことの復習を

・今まで浸かってきたテキストで

行いましょう!!頑張ってきたあなたならできるはずです!!!自分を信じましょう!人生たいてい何とかなる!!!

4.試験当日

試験当日。実は0次試験があるのをご存じですか....?

それは。。。。。







\\起床試験です//






実は私、この0次試験で落ちかけました、、、

というのも前日の夜に不安になって夜遅くまで勉強していたせいで起床予定時刻に起きれず、寝坊しちゃったんです。。。

試験開始1、2分ほど前になんとか教室に到着しました。

周りの人たちから「なんだよコイツ....」みたいな顔で見られて辛かったです。。。試験の説明も聞かずに内心は穏やかではありませんでした。

皆さんも起床試験は満点で通過できるように頑張ってください笑

 試験当日で一つだけ気を付けることがあるとすれば、「周りに惑わされない」ことです。特に午後試験ではかなりの人が途中退室します。私が受けた時は30人ほどいたのですが、午後の試験終了時には10人程度しか残っていませんでした。

 「なんで先に帰るんだ?そんなに簡単な問題なのか???」

何も知らなかった私は焦りました。あとで聞いた話ですが、午後試験の手ごたえがなさ過ぎて大半の人たちは帰るらしいですね。何か書いておけば点数があるかもしれないのにもったいない。文章を読み直せば間違いに気付けるかもしれないのに。

 皆さんはもちろん最後まで残って見直しをしましょう。一転でも多くもぎ取ることが合格への道です。決してあきらめないで!!!

5.さいごに

これで私が応用情報技術者試験に合格したときの話を終わります。今考えればよく頑張ったなぁと思います。。

 頑張れば二カ月でも不可能ではないので、一日一日確かな進捗を生んで、合格をもぎ取ってください。応援しています!!

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