2024/09/30 まだカレーの呪いがあるのだな
う~いかん。広島へ戻る前には貯めてしまった分をすべて解消したにもかかわらず、また1週間くらいの負債を持ってしまった。なんとかしていく。
昨日は葬式やらをすべて終えた。私は二世帯住宅の祖母のフロアをお借りしてネタを書いたりなんなりで過ごしていた。そこまで言って委員会npという関西ローカルの番組をTVerで見ていたらぐうっと眠っていた。
目が覚めたのは、姉の息子が私の様子を見に来ていたからだ。子供がいる家庭で、土日のゆっくり眠りたいときに子どもが早起きで無理やり起こされる、という経験を私は甥のおかげでさせていただいた。
目をあけたら甥がこちらを見ている。ポケモンをswitchでやっているのを見てもらいたいようである。これが子供である。
流石に眠たすぎて、もうすぐ起きるからねと嘘をついて15分くらい眠っていたらまたやってきた。いよいよ起きるしかない。
9:45くらい起きた、というか起こされた。私が子供時代を過ごしたフロアへ行くと、姉夫婦とその息子娘、私の父がソファに腰かけている。めちゃくちゃ狭く感じる。人が多すぎる。
私は座るところも無いからどうしようかなと、ペットボトルのコーヒーをコップに注いで飲む。父が立ったところでソファに腰かける。
甥は膝の上に載ってポケモンをやる。これが子供がいるということか。完全な安らぎはない。
甥はゲームをやっていて、姪はポケモンのアニメをタブレットで見ている。ポケモンはすごい人気である。
なんもすることはないなあと眠たい中、ぼーっとしていると姉家族が都会へ戻る時が来た。散らかしたおもちゃを片付けていよいよ出発。母の運転で駅まで送るそうな。
久しぶりに子供を見たが、やはりかわいいものである。人間も一種の動物で、同じ種族を増やすことへの肯定感と来たらそれは大したものである。
姉家族は去っていった。さて、私は何をやろうかしら。ひとまず祖母のフロアへ戻ってネタを書く続きをやろうかと思う。
パソコンに向かっている。うーむ。せめて、洗濯くらいはしておこうかと思う。
フロア中を回って目についたものをどんどん洗濯機へ入れる。我が祖母は細かいことを気にする人で、その性格からか、タオルが必要になりそうなところにはタオルを配置していた。そこにはいらないだろうと言うところにも足ふきマットを置いていた。寝室から出たところにマットがあるのは意味が解らない。それがこだわりなんだから受け入れるしかないのだが。
そういったものを洗っては干して、洗っては干して。
まだ眠たいところに起こされたから、いつのまにかまた眠ってしまっていた。なんとなく眠りながら母がやってきて晩御飯は何が食べたいのか。父が書類の整理をしに来たりがあった気がする。テレビでは橋下徹さんが石破新政権について意見を言っていた。ぐうぅ。
起きたら18時前だった。もうすぐ晩御飯だそうな。
今日の晩御飯は鍋だった。私は鍋が好きである。子供のころは鍋が多く、味が嫌いというよりかは気持ちとして好みじゃなくなっていた。でも、年をとって鍋について科学的に理解した時に、こんなに合理的な食事は無いのだと理解してからというもの、鍋は好物である。
科学的な理解とは何か。それは旨味の相乗効果である。
鍋に入れる食材と言えば、肉・野菜・キノコがメインとなり、モノによっては魚・貝が入って来る。なんと恐ろしいものか。うまみが全部入っているのだ。
鶏肉を入れればそれはすなわちコンソメである。野菜を入れるのはすなわちブイヨン。キノコはなんやよくわからんが旨味がにょきにょき生えてきたようなものである。ああ、地球上の旨味成分がすべて合わさったのが鍋なのだ。
ホリエモンがおっしゃるには、人間は情報を食べている。誰が美味いと言ったのか、どうして旨いのか、どこで評価されたのか、それを聞いたうえで美味いものを美味いと言っているそうな。
ひとり立ちして、料理について科学的にアプローチした結果、鍋は好物になったのだ。
それにしても、実家で鍋を食べるのはいつぶりだろうか。ここのところ帰省すれば、やはりそれなりに気合を入れて食事の用意をしてくださるから、一般的に簡単なものとされる鍋が食卓に出ることは無かった。
私はカレーが大好物で、昨年は毎日カレーを食べたが飽きることは無かった。子供のころからそうで、毎日カレーが食べたかった。母から晩御飯に何が食べたいかと聞かれて「カレー」と答えていた。毎日そういうから怒られた。カレーが好きすぎて親に怒られた肥満児は日本中のどこを探しても私しかいない自信がある。
母は、カレーを作りすぎてカレーが嫌いになったと、私が高校生くらいの時に言っていた。いまだに帰省して、息子が帰ってくると言ってもカレーは出ない。まだ嫌いなんだな。
食後はまた祖母のフロアに行って、いよいよ本格的にネタを書いた。これまでは昼の疲れでなかなか集中できなかったが、今日は程よい疲労感の中でパソコンに向かった。朝まで起きていた。
今日面白いと思ったことは「私の母は本当にカレーが嫌いである。そして私は今でも毎日カレーが食べたいと思っている。でも油が多いから毎日食べるのは体に悪い。」