2024/01/07 当番初め裁判、開廷

今日は8時ころに起きたはず。今日は漫才大行進の当番がある。普段の当番は12:30開演の準備のために11:30集合である。しかし、年始の興行は12時開演だ。であれば、開演1時間前ならば11時に集合である。

ひとまずはウーバーに出かける。1時間ほどしか時間はないが、今年の私はやる気が違う。この1時間も大事にするのだ。3件をこなして帰宅。
そこから当番へ向かう。今日のお当番はパラダイムシフトの高倉さんとシリアルのにっしんさんの3人で行う。パラダ高倉さんはコンビのどちらかがお当番というとき、おそらく毎回担当している。えらい!決して渡邊さんが楽をしているということではなく、二人の信頼関係の中で決まったことだろう。これが二人のバランスなのだろう。
シリアルさんは新入会の方で、当番が多めの日々を送っているように見える。嫌にならずに頑張ってほしい。

お二人ともとんでもなく働きもので、私が到着した時点で既に楽屋の準備などは終えられていた。いやはやはや。何かやれることは無いかしらとあたりを見渡すが、特になかった。
屋上に上がってたばこをひとふかし。今日は当番の後もウーバーをやらないとまずいなあ、と思いながらすっぱすぱだ。
時刻は11:30、当番のため袖に降りると田川くんがやってきた。ああ、今日はコンビのどちらかがという日であり、前回は私が体調不良で担当してもらったから私の番であるというのを忘れているな。その旨を伝えると、彼も納得してくれた。
しかし、当番であれば11時集合である。開演が1時間早いからだ。それを伝えたところ、事務局からのメールには11:30~といういつもの内容でメールが着ていたからいいのかなと思ってた。
そこは改善したほうがいいぞ!と思った。思ったけど、なんとか感情を抑えた。そうだそうだ。これを改善するための今のネタの取り組みだからね。いまここで長文でなぜ問題か、どうすれば改善できるかと書こうと思えばかけるが、何も解決にはならない。よし、おさえようおさえよう。炎のストッパー津田恒美。

彼には申し訳ないが、いったん今日は当番は無しで彼には自由時間を過ごしていただく。

ここからは高倉さんの日記の方とも話が重複する。今日は年始恒例の神楽団がいらっしゃる日だ。12時から13時の間のどこかでやってきて、何分かの神楽を披露するそうだ。これは悩まされる。ただ、ちょうど休演のコンビがいらっしゃったので、その時間をうまいこと当てはめればいいやという判断になった。

さあ、12時になり1番手のドルフィンソングは意気軒高、今まさに日本のお笑いを変えんとしていた。ちなみに言えば、ドルフィンソング三木くんは深酒の影響で出番の5分前に到着した。日本のお笑いを変えてくれ。
さて、幕を開けようとしたその瞬間、神楽団の方々が到着した。幕開け一発目で行かせてもらいましょう!と勢いよく、到着の勢いのまま舞台へ向かわれた。開きかけた幕を閉め、出囃子も止めて不思議な時間が十数秒、なんとか支度を終えて神楽から漫才大行進はスタート。
ばたついたが、お客様は盛り上がっていたのでよかろう。

と、そこで黙っちゃいないのが、我らが東京二師匠。てめえばかやろうこのやろうと、なぜ俺に挨拶もなく出番をやってんでい。これ以上やっかいなことを増やさないでほしいと心から思った。
獅子舞が会場を盛り上げて、袖に戻る。つづいて、傘回しでやんややんやの大盛り上がり。袖では京二師匠が大暴れ。知らないおじいさんから怒鳴られればそりゃあ、気持ちも落ち込むであろう。

さて、そんなわけでいつでも公正中立の私からどちらが悪いかのジャッジを下すことにする。どちらにも悪いところはあったと思う。
神楽団の方々も、いくら呼ばれて演ずるからといっても、他所の団体の興行が始まる直前なのだから、気をつかって入念に確認をしたほうが良かっただろう。多少時間をとってでも、挨拶や何分くらいいただきますと言ったほうが、ことが丸く収まることは大人としてもう一つの気遣いが必要な点もあったかと思う。
一方で、東京二師匠は怒りすぎである。神楽団の方もこの年始の忙しい中で、各劇場を歩いて回って、てんてこまいであろうと推し量るべきだ。多少の無礼があろうとそこはお互い様だ。神楽がやってきてくださる(漫才協会の依頼なのかは不明)お迎えする立場であるにも関わらず、こちらの袖当番たちが何も事情が分かっていない状況だったことは失礼である。

このように、ここまででイーブンに近い戦況だ。しかし、京二師匠は神楽団がお帰りになった後も怒り散らして、空気を悪くしたので京二師匠が悪いという判断を下さざるを得ない。
裁判中の態度も量刑の大きな決め手になる。今回はその点を考慮し、京二師匠を有罪と判決する。懲役30年。これから30年間、漫才大行進に1日から19日のフル稼働の刑である。

その後は、滞りなく漫才大行進は進軍した。終演後、おぼんこぼんのこぼん師匠に当番たちで食事に誘っていただいた。ありがとうございます。
こぼん師匠と言えば、おぼんこぼんのお二人の中でも優しい顔と物言いというイメージがあるが、なかなか厳しく最新の芸能関係をチェックして、考えていることがあるようだ。さすが、一流の芸能人は考えていること、やっていることも一流である。
楽しい時間をすごした。私はラジオを聞きながら食事をするのも好きなほど、人の話を聞くのが好きな人間だ。高倉さんとホンキートンクの遊次さんがこぼん師匠に質問をして、それに答えるというのを聞いているだけでラジオを聞いているようで楽しかった。おまえが楽しませろよというのは、ちょっと今の力量では難しいです。ごめんなさい。

帰宅した。今日は昼寝をしていないのでやたら眠たい。23時前には眠ってしまった。おやすみなさい~。

あ、そういえば、例の田川くんが嫌がっているネタの件だが、ゆたさんからお褒めと改善点をいただいた。もちろん田川くんも楽しく、ノリにノッてできる漫才を作ることが一番だとは思うが、それはまだ私の力量では難しい。もうちょっと辛抱してもらいたい。今年は昼寝をしないこと、漫才革命を起こすこと。頑張ります。

今日面白いと思ったこと「パラダ高倉さんは、師匠と喋るときはインタビュー形式でしゃべっていた。」

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