2025/01/02 下諏訪をぶらぶらそせじ
今日は6:00に目が覚めた。はっと目が冷めたからそのまま起きることにした。東横インの朝食は6:30からだから、そのまま起きていけば1番手でご飯が食べられる。
ちょっと時間もあるけども朝食会場であるロビーへ向かう。6:15にロビーへ着いたらすでに一人のマダムが朝食開始を待っていた。珍しいこともあるものだ。
その後、少しずつおじさんが集まってきて6:25に早めに朝食が始まった。
今日のメニューはおせち系だ。これは嬉しい。思えば毎年のようにお正月に東横インへ泊まっている。東横インの朝食がおせちを出してくれるものだから、私はなんだかんだ毎年おせちを食べる、季節もの大事にするおじいさんになってしまっているなあ。
近代おせちの中で人気の料理と言えばローストビーフがある。いつのまにか私はもとからおせちの仲間ですよというフリをしているが、名前はカタカナで味はピエトロドレッシングのような味。ピエトロの中のどれの味よと思われようが、あれだ、私の実家に常にあったあのピエトロである。
東横インおせちにおいて、ローストビーフはさすがに出せない。なぜなら一泊4500円くらいで泊まっている私にローストビーフを出すと、どうしても赤字になるからだ。そこで今朝はローストビーフならぬローストポークというのが出た。これが結構美味しい。
ピエトロドレッシングはかかっておらず、薄く塩コショウにスパイス的なものがかかっている。豚肉本体も油をしっかり落とした厚切りだ。これは美味い。
あと美味しかったのが、白米コーナーの横にあったワサビ海苔だ。3枚くらいが個包装で入っている。あまりにもおいしいため、袋から取り出してまとめて食べているから正確に何枚入っているのかはわからない。
これがどうやら長野特産品のうちの一つらしい。内陸県の長野で海苔というのも少し面白いが、それにしてもワサビがちゃんと効いていて美味い。
味としてはあれである。駄菓子のあれ。蒲焼さん太郎的な形とベースにワサビが効いたやつ。
名前が思い出せなくて検索してみたら「わさびのり」だった。お前はのりではないと思うが、なぜわさびのりと言うのだ。
何にせよこちらのワサビ海苔はわさびのりと同じ味だった。わさびのりをもっとかる~くして、磯の風味を楽しめる感じ。これは美味い。
朝食の話で1000文字位になってしまった。急いで書いていく。
朝食を食べたら部屋に戻って少し眠って8:30にならないくらいにホテルを出た。電車でもって東京方面へ少し走って茅野駅へ降り立つ。長野県は巨大な県だ。駅としては5つも無いくらいの移動だが、1時間はかかってしまった。これが田舎である。東京の人は2分で一駅に慣れているからたまげることだろう。
リアルな田舎では15分くらい走って駅に着くこともある、気がする。
しゃあ茅野駅についてから何をするかというと、諏訪大社巡りだ。諏訪大社というのが、前宮、本宮、春宮、秋宮と4つに分かれて長野県の南に鎮座されている。ひとまずそれに全部まいろうとしている。
まずは茅野駅から前宮、本宮を訪れる。
駅から前宮まで約2.5kmのウォーキング。公式サイトには1.2kmとあるが、あれは嘘だった。えっさほいさと歩いたら、前宮へ到着。
到着してから急な階段、急な坂をほいほいと上がり、心臓が激しく動いているのを感じながらお参りする。
まだまだお正月だから、初詣客がそこそこいる。
お参りをしたらまた歩き出す。2kmないくらいを歩いたら本宮だ。本宮はさすが本である。すごい人だかりだ。
長野県にこんなに人っているのか、とたまげたが、駐車場の車を見るに関西や名古屋、東京の多摩や世田谷から来ている車も多かった。なるほど。長野県にはこんなに人がいないはずだから、少し安心した。安心パパ。
本宮の参拝列をずらずら行けば、ようやっとお参りできる。おしっこをさせていただき、次の神社へ向かう。そのためには電車に乗らなければいけない。
約3.5kmほど歩いて茅野駅へ戻ってきた。
ちょっと待てばやがて電車が来て、下諏訪駅で降りる。
下諏訪駅へ降りてまず目に付くのは川島海荷さんのテレビCMでもおなじみのNidecの巨大なビルだ。
周りは低い建物ばかりなのに、Nidecのビルだけやたらとでかい。
へえここが本社なのかしらと思った。調べていないから事実かはわからない。しかしこのあと向かった秋宮の近くにNidecオルゴール博物館という歴史のありそうな建物があり、この駅前の通りの名前もオルゴール通りとなっていた。Nidecってオルゴールの会社から始まったのかしら?調べていないから分からない。
ということで秋宮へ向かう。4つの神社の中で最も流行っているのがこちらのようだ。駅から徒歩10分くらいで到着するからクルマで来なくても良い。そして、コンビニやおみやげショップなどもあることで、お酒を買って飲み、おつまみを出店で買うという流れが確立されていることでやたらと流行っているようだった。さっきまでの二社とこのあとの春宮は駅から離れていて、コンビニも近くにないからお金を使えないのだ。
お参りをしてここらで休憩。
結構な距離を歩いたからなかなか疲れている。足湯もあるからここで少しあったまる。
おみやげショップの広場のようなところには、出店よりも良心的なお店があった。
カレーパンのキッチンカーだ。パンのキッチンカーと言えば、お笑いをやめたあの人もやっているとかいないとかだなあ。なんて考えながらカレーパンを食べた。
食べ物の話になると長くなるのが私だ。それもカレーとなるとちとうるさい。ああ、いろいろと感想を書きたいがやめておこう。
ここらの時点ですでに14時くらいになっている。日がかなり傾いてきた。
春宮へ向かう。よいしょよいしょと歩いていけば、いよいよ4つ目の諏訪大社コンプリートとなる。ありがとうございます。
春宮は他と比べてかなり静かな雰囲気。木々に囲まれて薄暗く、人もあまりいない。これくらいが落ち着いて参れるから良い。
お参ったら、近くに万治の石仏があるというからそこに参る。いわれは書けば長くなるから割愛するが、ちょっとよくわからないいわれである。
ということでお参りモードは終了。もう15時過ぎくらいだっかしら。
最後に湖を見に行きたい。私は水場が好きだから、諏訪湖は近くで見ておきたい。ずいずいとグーグルマップで調べつつ諏訪湖へ向かう。
諏訪湖へ向かう途中にハルピンラーメンという店があったから入った。中国の哈爾濱(ハルビン)市をテーマにしたラーメン屋で、諏訪市を主な活動拠点とするチェーン店のようだ。そういうのが信頼できる。
個人店の銘店よりも地域のチェーン店の方が興奮しますよね。個人店はあくまでも物珍しさが勝負であるから、見た目は派手だが味は普通。味は変わっているが、美味いかというとうーんみたいなことがある。
地域のチェーン店は本当に地元民からの支持があるということだ。地域の人が美味いと思っている、諏訪市の最大公約数的な味が分かるということだ。
さっそくいただいてみる。なるほど甘い系のスープだ。
しょうゆっぽくもあり味噌っぽくもある濃いめのスープになんだかオリジナルな甘み。そしてあとからやってくる痺れる系の辛さ。うんうん。
何を食べても美味いという私はこれを美味いということはできる。しかし、甘みがあまり好きじゃない私は、まずかないが美味すぎる!とは言えない感じである。これは好みだから許していただきたい。
ということで店を出てまたも諏訪湖へ向かう。もうすっかり日も沈んで、17時を過ぎてようやく諏訪湖へ到着だ。
湖畔に足湯があったから、も一度入ってやろうかと思ったが、若いアベックが足湯で二人して肩を預けあっていた。今にもチューをせんとす、という雰囲気だった。
かわいそうだから足湯はやめておいた。
湖畔を少し歩いたら、下諏訪駅へまたずんずんと歩く。ようやっと松本の東横INNへ戻る。
今日は32,000歩ほど歩いた。疲れた!
電車に乗っていたら、松本よりも先への電車は終日運休になったと放送が入った。どこかで車が線路に入って立ち往生しているらしい。あかんやん!
みんなどうやって帰宅したのかなあ。
へとへとなので寝た。おやすみー。
今日面白いと思ったことは「1日が充実しすぎると、もっとあったはずの面白いことが書けない。大判焼屋で小学生が働いていた話とかね。」