知らぬ間にケニアに不法滞在してました!(ケニア→タンザニア陸路越境)
本日は朝にナイロビを出発するバスに乗り、タンザニアへ向かいました。6時間かかりますが、25USDという破格の値段で飛行機より魅力的だったので、陸路を選択しました。今回はImpala shutleというバスを用いました。
元々はPM2時ナイロビ発のバスのチケットを購入したのですが、ローシーズンということもあり、朝便しか確約できないと言われ、翌日の朝8:00に出発するバスにしました。お世話になっていたケニア、マリンディのNGOのオーナーさんの家がナイロビにあったので一泊させていただき、翌朝バスの乗車場所に移動しました。
国境付近で軽く休憩ののち、国境の設備に到着しました。
なんだかんだ毎度毎度緊張する出国とイミグレの手続きが始まりました。タンザニアは2022/4/3現在、PCRテストの陰性証明が不要なため、イエローカード(黄熱病ワクチン接種証明)、COVID-19のワクチン接種証明、eVISAがあればタンザニアに入国できます(状況が変わることもあるので、各自確認してください)。出国のブースに行ったのですが、ここで問題が発生しました。
ケニアの出国手続き担当の方に真顔で「今日、4/4だけど?」と言われました。3/2にケニアに入国したのですが、滞在期間が1monthと書かれていて、本来であれば4/1までに出国していないといけないということが発覚しました。はい。不法滞在です。
VISAは90日で取っていることを主張しましたが、パスポートに書いてある期日が全てだと言われ、これナイロビに戻って、対応するパターンか?とかなり冷や汗をかきました。1mが1monthなのですが、ケニアに入国した時は、LMだと思って、まさかこれが滞在許可期間だとは思いもしませんでした。
担当してくれた方が、ケニア側のイミグレのオフィスに行ってボスと話してどうにかするか、罪を認めUSD500を罰金として支払うかの2案を提示してきたので、ひとまずボスと話すことにしました。
この時点で一緒にバスに乗っていた人のほとんどはタンザニアの入国手続きが完了していたので、かなり焦りました。
500mほど離れたケニアのイミグレのオフィスに小走りで向かい、ボスと面会しました。ボスにケニアで何をしていたか、タンザニアで何をするかの簡単な話から始まり、VISAの立ち位置の説明をすごい真面目な怖い顔でされました(ケニア人の怖い顔は初だったかも)。
VISAの注意事項のところに、VISAは最終的な滞在の許可ではないと書いてあることも説明されました。結局、イミグレの時に申告した日程で滞在可能期間が決まるそうです。確かに思い返せば1ヶ月と数日だったので、およそ1ヶ月と申告していた気がします。それで1ヶ月と書かれてしまい(1mが1ヶ月と認識できてなかったことも問題)、この問題が発生してしまっていました。
どうにか、ボスも次からは気をつけるようにくらいの厳重注意でどうにか見逃してもらうことができ、無事ケニアの出国とタンザニアの入国をすることができました。(一時間半くらい経っていて、一緒に乗っていたバスの方には大変申し訳なかったです。)
その後は無事にNGOの人と会って、SIMカードを買ったり(宿での通信スピードがすごい遅い)、ランチを一緒に食べたりして、宿につきました。
大丈夫だと思ってても、その場でいきなり焦るケースが結構多いので、今回はどうにかなりましたが、本当に気をつけないといけないなと改めて思いました。今回は知らなかったでは通用しないケースだったので、本当に危なかったです。
皆さんも複数の国に渡航する場合で、出国日がイミグレ申告時より後ろ倒しになるケースは私のように問題になる可能性が高いので、事前に滞在日の延期申請をするなどをするようにしてください笑