「幼稚園生」?
「小さいころ、何になりたかったですか?」と聞かれることがあります。
困ってしまうのは私だけでしょうか。
実は、思い出せないんです。
しかし、正直にそう言うと、場が白けてしまいそうなので、適当に見繕って答えています。
幼稚園の思い出。
少し暗い教室。三人だけが座っています。
先生と母が何か深刻そうに話をしていて、母は頭を下げています。たぶん何か先生を困らせることがあったのでしょう。
話が終わると、母といっしょに歩いて帰宅。
途中、池(ボートもある少し大きい池でした)のほとりで、母と話しました。その横顔に夕陽が斜めにさしていて、きれいだ、と思いました。
これも現実だったのか、創られた記憶なのか、判然としません。
遠足とか運動会とか、もっと明るい思い出、なぜ残っていないのでしょう。
先日、いつものようにラジオ沖縄を聞いていると、アナウンサーが、「幼稚園生のころからアナウンサーになりたかった」と言っていました。記憶がはっきりしている人はうらやましい、と思いつつも、「幼稚園生」という表現にひっかかりました。「幼稚園児」ではないのかと。
もしかしたら、うちなーやまとぅぐちかな、と思って検索してみたところ、思った以上に使われていて、地域性はあまりなさそうです。最近の言い方なのでしょうか?
みなさんは「幼稚園生」という言い方はしますか?
また耳にすることはあるでしょうか?
誤用だ、で済ませていいのか、新しい言い方として定着しつつあるのか。
お時間があれば、印象やご意見を教えてください。