『劇場版アイカツプラネット!』感想(※途中からネタバレあり)
・ネタバレなし感想
アニメとドラマのクロスメディア作品、『アイカツプラネット!』のが終了したのが昨年6月、つまり約1年ぶりにアイカツプラネット新作を見ることができました。Youtubeで『ミラーイン☆ラボ(ミララボ)』が公開されていましたが、キャストが実写で演じているのを見れるのは本当に久々でした。私は元々アイドルが好きでこの作品を見始めたきっかけだったので、伊達花彩さんが主人公・音羽舞桜として動いているのを見て感動しました。
アニメの映画化といえば、戦国時代にタイムスリップしたり宇宙海賊に襲われたり、みたいな壮絶な展開があるものだとイメージしてましたが、本作はいい意味で通常回でした。日曜朝に見ていたあの頃を思い出す、誰も傷付かない平和なストーリーです。
後半の『アイカツ!未来へのSTARWAY』も面白かったです。私自身はアイカツプラネット新規だったので、今動いている彼女たちはアニメ側が現実の世界なんだ、と不思議な気持ちにもなりました。初めて見る自分みたいな人でも、各キャラ一人ひとりの個性の強さを感じました。来年公開される映画にも興味が湧いてきました。
ミララボのシーズン2も先週最終回を迎え、この映画を見終えた今は正直プラネットロス状態です。これからはBlu-ray BOXの特典映像を心の支えとして生きていきたいと思います。
↓↓↓ここからネタバレ注意↓↓↓
・ネタバレあり感想
ネタバレありの方では細かい感想を点々と書いていきたいと思います。
まずオープニング(音羽舞桜の夢の中)で8人集合して歌っていて涙が出そうになりました。日曜朝に放映されていたときのエンディングムービーを思い出させます。
伊達花彩さんはいぎなり東北産として、
小椋梨央さんはTBSのドラマに出演して、
エイミーさんはヤンジャンのグランプリに参加して、
などなど、STARRY PLANET☆のメンバーがそれぞれソロの仕事を始めている中で、8人が集結して踊っているのを見れたのは感慨深かったです。
8人のパフォーマンス、あとどのくらい回数があるかわからないからこそ、ミララボもバンナムフェスも今回の映画もしっかりと見てしまいますね。
梅小路響子先輩がドラムを叩くシーンは、ドラマの伏線を回収していて嬉しかったです。レディ・レディ・レディ(レレレ)のアレンジ ver. もカッコよかったァ。あのレトロなレレレをチョイスする、ってのがいいですよね。さすが梅小路響子先輩。劇場版のサントラでまた聴けるのが幸せです。サブスクで公開されていたので、先に聴いていた場合は大きなネタバレでしたね。
珠樹るりちゃんの企画、メルリを木彫りで作るシーンは個人的にツボでした。ちゃんと手袋をして斧を掲げる舞桜ちゃんもカッコよかったし、「アイ、カツ、アイ、カツ♪」と言いながらノミをトンカチで叩くのはシュールだし、大きい原木の割に最終的にできたメルリはすごく小さいし。そしてデザインマートの特典が伏線だったとは・・・。
陽明咲さんの登場シーンは流石です。チャーターするということは、明咲さんはあの世界で相当稼いでますね。演じる宇野愛海さんの髪が伸びてて、妖艶さが増してました。その後のファッションショーは「この服、ドレシアだったら何タイプなんだろ」と考えながら見てました。
LOVERY MARRON(キューピットとアンのユニット)によるミュージカルもよかったですね。フレーバーバトルが突然始まったり、ペンギンが現れたところで急にダイジェスト方式になったところは驚きましたが。あとアニメバージョンのステージは筐体よりも綺麗かつアニメ感が強くていいですね。スクリーンで見れてよかったです。
ハナとローズが「ミスティカルケリュネイア」と言うたびに、「噛みそうな名前だな」とか考えてました。
ミラーインについて。実写の世界で手形をつけたキャンバスが、ミラーイン後の世界に移動しているのが怖かったです。あくまでバーチャルに移動するのは意識だけだと思っていたので・・・。キャンバスがミラーイン後の世界で上書きされて現実に戻ってくる感じが、SF的観点で見るとかなり不気味でした。マトリックスの仮想世界でダメージを受けたら実体も食らう、みたいな怖さです。
『未来へのSTARWAY』の方は初見だったので、あおいさんが刑事を演じているシーンを見たときは「刑事兼アイドル?!」と驚いてしまいました。あとあのライブ会場は日産スタジアム?国立競技場?
とりあえず思い出せる感想を書き連ねました。ブルーレイでもう一度映画を見て、追記したい感想があればまた追記します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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