感染症
新型コロナウイルスの影響が日本だけでなく、世界中にも広がっています。
日本でも各スポーツの大会の中止、ライブなどの各イベントの中止の動きが見られています。
今年は日本でオリンピックが開催される予定ですが、開催するかどうかも検討されるくらいです。
それまでには落ち着いて欲しいと切に願います。
そこで今回は感染をテーマにまとめたいと思います。
感染経路について
感染経路はいくつかありますが、私たちの身近な感染経路として代表的なものは３つ
①接触感染（経口感染も含む）
皮膚や粘膜に直接触れる、手すりやドアノブなど物を介して間接的に触れることで感染すること
例、ノロウイルス、風疹、肝炎、ヘルペスなど
②飛沫感染
咳やくしゃみなどした時に飛ぶしぶきによって感染すること。
飛沫は大きな微粒子（5マイクロメートル以上）なので一定距離や時間を置くと落下する。
例、インフルエンザ、風邪、チフスなど
③空気感染
空気中の小さな微粒子（5マイクロメートル以下）の軽い飛沫核が空気中を漂い、それを吸い込むことで感染する。
例、水疱瘡、麻疹、結核など
感染を予防するには
感染経路を遮断するということが、簡単かつ重要な対策です。
感染している人が周りに広げようとしない意識
感染していない人が周りからもらわないように自分を守る意識
日常的な手洗い、状況に応じてマスクの着用などが大切です。
また、感染を防ぐには自分自身の免疫力を高める必要があります。
免疫力を高める
人には怪我をしたら傷口が塞がるように自然に身体を治す力、自然治癒力があります。
病気の場合でも同じで、解熱剤や抗生剤を飲まなくても治ります。
このように菌やウイルスを撃退してくれる自己防衛機能が免疫力です。
私たちの身の周りには無数の菌やウイルスが存在していますが、同じ場所にいても病気になる人とならない人。
重症化する人としない人がいます。
この差はその人の免疫力の差で決まります。
脾臓、肝臓、腸、胸腺などの内臓の働きやリンパの働き、それらを不随意にコントロールする脳の働きが重要です。
これらの働きを高める一例として
・体液循環を良くするためストレッチを行う
・適度な運動
・しっかりと睡眠（休養）をとる
・栄養バランスの良い食事を心掛ける
・添加物やアルコールを避ける
・寝る前に食事をしない
・プチ断食をする（1週間に1回1食抜くなど）
・ストレスを溜め込まない
・深呼吸をする
・瞑想をする
などなど、あげればキリがありません。
まとめ
手洗いをしよう、薬を飲もうなど今の生活習慣に対してプラスのことをしようとする考えはどちらかと言うと西洋医学の視点であり、
今の生活習慣を見直すように、マイナスの習慣をなくし、自分自身の身体の本来持つ力を引き出そうとするのが東洋医学的視点になります。
どちらのが良いという二元論ではなく、どちらも大事。
ですが、手洗い、うがいだけでは感染症は防げません。
免疫力を高めるために出来ることを考え、実践していきましょう。
何をすればいいかは、医療従事者でなくてもいくつかイメージできると思います。
自分の身体を守れるのはあなた自身です。
この異常事態を乗り越えるために出来ることを考えて実行し、周りや政府の対応に文句を言うのではなく、みんなで協力していきましょう。
日本人の良さ、日本人らしさを発揮しましょう。
今回は新型コロナでの異常事態という時期の投稿になので、エビデンスのとれている専門的な医学的な知識よりも、東洋医学的な視点が大切だと思いこのような内容にさせていただきました。
お読みいただきありがとうございました。
謙虚・感謝・敬意
知行合一・積土成山
岩瀬 勝覚
