青い暴走
こんばんは。やっと仕事を決める方向に進み出した無職です。真面目っぽいタイトルですがいつも通りの薬物乱用暴走エピソードについて書きますよんっ!⭐
近所のおばさん
自宅の近所に住んでいるおばさん。
以前から私がおばさんの家ノ前を通る度、辻褄の合わない暴言を浴びせてきていた。
前職の通勤時なんかは毎朝そのような被害に遭っていたので非常にストレスを感じていた。私は彼女に何もしていないのに。理不尽すぎるババアである。
無職になった私は
当時処方されていた薬物中毒者御用達の青い眠剤をオーバードーズし、快楽に溺れる日々をすごしていた。
ある日、いつも通りに眠剤を舌下摂取すると溢れ出すエネルギーを抑えきれず、件のおばさん宅の玄関先にて叫んだ。
「おい!クソババア!ふざけんじゃねぇぞ!」
普段の臆病な自分からは絶対に出てこない言葉だ。おばさんはご自慢の広い庭園をうろついていたので、即刻目が合う。
いつもなら「あらら、バカ女が来たわ~本当にブサイクねぇ。」などと私よりは確実に醜い顔で言うのだが、明らかに″キマッている″私に怯んだのか黙って呆然としていた。
「お前のせいでストレスが溜まって溜まって仕方ねぇんだよ!許さねぇぞ!」と近所中に響き渡る怒声をあげた私は怒りを素直に表現することができた快感に包まれていた。 その青い舌はとどまることがない。
しかし、とんでもないことをしている私が許されるはずがないのだ。
しばらくすると、おばさんの旦那が庭先に出てきて、スマホで動画を撮りだした。
普段、自分の妻が私に理不尽な暴言を浴びせていることを知っているはずなのに。
悔しくてさらに怒りはエスカレートした。
撮影されていることなど構わず思っていたことをひとしきり叫ぶと、自宅から弟が駆けつけてきて「お姉ちゃん、やめてよ」と私をなだめ始めた。そのことも重なり、怒りと悔しさと悲しさとラリっている勢いで涙が溢れて止まらない。やっと自分が起こした事の重大さに気付いた。
″警察を呼ばれる…!″勘繰りが止まらなくなりパニックを起こしてその場に倒れたのだ。
その後の記憶は無い。
弟がなんとか巨大な私を引きずり、家まで連れ帰ってくれたらしい。
最悪な姉だ。
おばさんは自身に非があることを自覚していたのか運良く警察を呼ばれずに済んだ。
本当に良かった。(良くない)
シラフ過ごせる時間が増えた現在も、後悔している出来事だ。眠剤の力を借りなければ意思表現もまともにできない臆病な自分に嫌気がさす。
最悪だ。
これからは、嫌なことは嫌だと冷静に伝えられる強さを身につけていきたい。
おっわっり~♪