「時を超えた桃球」(2023/06/06の日記)
今日、ニンテンドーオンラインの懐かしゲームが遊べるサービスに『コロコロカービィ』が追加された。
Wikipediaによると動きセンサーを搭載したカートリッジとして世界初のタイトルらしい。ゲームボーイを傾ければゲーム内のカービィも傾けた方向へ転がるということだ。説明書か攻略本か忘れたけど「ゲームボーイの上にカービィが乗っているイメージで動かそう!」みたいなことが書いてあった記憶がある。実際にプレイしてみるとわかるんだけど、このイメージかなりやりやすくなる。
僕は小学生くらいの頃にコロコロカービィのカセットを持っていた。世代が違うのでゲームボーイではなくゲームボーイアドバンスSPでプレイしていた。たしかレベル3のフロッツォ(タコ)が出てくる川の面がやたら難しくてそこから先に進んでいなかった覚えがある。ボスのクラッコと戦った記憶がないのでたぶんその辺だ。
それから攻略本も持っていた。なのにレベル3から先に進めようとしなかったのは、その時点でちょっと古いゲームだったからという印象があったからだろう。先日の日記にも書いたように、昔の僕はゲームをやりこむタイプではなかったし、それこそゲームボーイアドバンスの最新のゲームの方をやりたいと思っていたからだ。
それから十数年、すっかりいい大人になってしまった今、ふたたびコロコロカービィをプレイできる機会がやってきた。これはやるしかあるまい。あの日の夢の続きを見よう。
タイトル画面から懐かしい。思えば『星のカービィ ディスカバリー』のミニゲーム「コロコロ!タマコロカービィ」を見た時もこれを思い出したものだ。改めてミニゲーム名を見ると完全に意識してるな。操作も傾けだったし。
3時間ほどかけてメインの8ステージをクリア。前半はバンパーやノボット、バットン等のコロコロカービィ特有のキャラクター(ギミック)が懐かしかった。後半はクラッコ戦やボタン床、ボタンリフトにデデデ大王戦と攻略本でしか見たことのなかった面を実際にプレイすることができて嬉しかったな。
時を超えてちゃんと終わらせられてスッキリした。機会をくれた任天堂、ありがとう。
今後はゲームボーイアドバンスの方で「星のカービィ 鏡の大迷宮」も配信予定らしい。個人的に鏡の大迷宮はカービィシリーズの中で1,2を争うくらい思い入れがあるので楽しみだ。