喫茶店

オフィス街にある異空間
扉を開けると時間の流れが変わる
入った途端その世界観に包まれる

そこでは自分を主張する必要はない
気になる本を手に取って
好きなページから読もう

気がつくと小さな音で音楽が流れている
とりとめのない想いを巡らせながら
浮遊感を楽しもう

マスターが珈琲を淹れるのを見ながら
隣に座った人と話してみれば
未知のことへの想像が拡がっていく

オフィス街にある異空間
その店を後にするときは
入る時よりも心が軽くなっている

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