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ベテランサーファーの水難事故の原因

サーファーの水難事故が後を絶たない。年齢に関係なく大きな波にチャレンジして命を落としたサーファーは海外ではよく居るのですが、日本のさほど大きくない波で、しかも「サーフィン歴30年のベテランだった」という記事をみると、どうも50代以降に関しては大波にのまれて溺れることが原因ではないと思う。もちろん「溺死」が死因ナンバーワンなのだが溺死に繋がる原因が何なのかが重要である。

それは血管なんです。
脳卒中・脳溢血・心筋梗塞など血管が破裂する疾患である。

アクアフィットネスでも血圧が高い人はやらないこと、プールに入ったときに血管が収縮し一時的に血圧が上がるので入水後5分は動かないことが推奨されてます。寒くなってくると海に入った瞬間血圧が50位上がります。これはサーファーだけでなくダイバーも同じです。もし血圧が高めの人だったら、海に入って冷たいと思った瞬間、血圧が200近くになってしまって、血管が破れたりするんですよ。おじいさんが急に寒いところに行って脳卒中で倒れるっていうのがよくあるじゃないですか。それと同じです。サーファーでなくても55歳を超えたあたりから周囲に脳卒中の方がポツポツ出てきます。脳卒中の私の周りでも後遺症が残ってしまった人も多く、癌と違って一瞬で人生を奪ってしまうのが血管疾患なのです。

私の知人も海から3年帰って来ていません。ご家族は3年経ったので死亡届を出したそうです。かなりの上級者でした。私の弟も今年の春、生見海岸で血液が3分の1失血して海岸に倒れてました。友人が見つけ私が救急車を呼ばなかったら死んでたそうです。たまたま弟がなりましたが、それを見たときにこれは人事じゃないなと思いました。我々の友人の誰がなってもおかしくないと思いました。だから血管が破れないように血管をしなやかに保ち、血をサラサラにしておく必要があると思っています。そして毎日血圧測ってます。大体上は115から123の間、下は79から82位です。

◎血管をしなやかにする(魚の油)
◎コレステロールの堆積により血の通り道が細くならないようにする
◎血がドロドロにならないようにする

これは食生活はサプリメントで補うという方法があります。歳を重ねても、スポーツや日常を楽しんでいくために血管のケアは欠かせないと思います。癌はまだいいんですよ。人生を整理する時間があるから。でも血管疾患は急に人生を奪います。弟は1ヶ月の輸血生活、6ヶ月の療養を経てサーフィンに復活しました。皆さん全力で血管を大事にし健康なサーフィンライフを楽しみましょう。

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