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伝説の子供向け番組

先日上司が、探し物をしていて、○○が欲しい、○○クレクレタコラ~って言われた時に、記憶が蘇ってきました。

クレ クレ クレ クレッペ クリャルカ クリャリンコ

なんでも欲しがる クレクレタコラ~

このオープニングテーマで始まる伝説の子供向け特撮番組クレクレタコラ。

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1973年~1974年に放送されていたので、タイムリーで見ていたわけではないのですが、20代前半にレンタルビデオ屋で借りまくって友達と見ました。

何が伝説なのかと言うと、タコの怪獣の格好をした主人公のタコラ(左、どう見ても左でしょう)は、欲しい物があると手に入れるためには手段を選ばない、騙し、盗み、集団暴行、拉致、監禁、時には警察まで襲撃するという、子供に見せてはいけないブラックな内容ばかり。

結局、悪いことをして手に入れようとしても、自分が痛い目を見るというオチでだいたい終わるのですが、教育上大丈夫か?という表現が多く、今では放送は無理でしょう。

では、この番組を見ていた自分より年上の世代が、みんな自分の欲求を満たすためにバイオレンスになっているかというと、それは違います。

結局、みんな大人になったら、自分で何がいいのか、何が悪いのか自分で判断します。時には誤った判断もしますが。

今は良くないものは、発生の段階で潰して、人目には触れないようにします。

そして、社会においても、育児しかり、教育しかり、昔の当たり前が今は違うってものもあります。離乳食から聖徳太子の呼び方まで。


ここから誤ったことと承知で書きますが、現代でも人生をずっと無菌状態の道にエスコートするのではなく、ある程度毒をぶつけて免疫を獲得するようなことも必要だし、自分なんかゴリゴリの体育会系で育ったので、当時の体罰もあったから今の自分があると思い続けている人間です。

まあ、自分の場合、それがちょうどよかっただけで、度が過ぎるといいわけはありません。

人それぞれにちょうどいいラインが違うので、自分の価値観を他人に押し付けても理解は得られません。

ただ、クレクレタコラはいろんな意味で名作だと思います。

今の子供たちにも見てほしいです。

そして、今の大人たちにも見てほしいです。

YouTubeにもタコラチャンネルがありますから。

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