ベンチャー is 冒険(アドベンチャー)

2016年4月4日に京都の四条烏丸で創業し、2023年4月4日で7歳の誕生日を迎えました🎉
2016年春。起業のための書類を揃えて、当時住んでいた出町柳周辺の自宅から、自転車で春の風を感じながら鴨川を南に下って、葉桜のまだ残る桜の綺麗さと新緑の力強さに目を奪われながら、法務局やら京都公証人合同役場やらにいって、起業したのが7年前です🌸

バックテック7歳の誕生日は、5月末に移転する新しいオフィスに皆で見学に行き、その後、経営戦略説明会を実施したのですが、今年はどんな方針で進めるのか、どんなチャレンジをしていくのかを議論したので、こちらのnoteでも、当社の2023年度の方針等についてまとめておくので、ぜひ当社に興味を少しでも持ってくださっている方は、読んでいただけると嬉しいです📝

FY23のテーマ🦄

①SaaS企業への構造改革🔥

これまで、ポケットセラピストの仮説検証や開発を進めてきた結果として、ポケットセラピストには4つのプランがあり、課金体系もMRR化しているプランもあれば、MRR化していないプランもありました。その結果、CSリソースが分散してしまったり、請求業務が煩雑化してしまったりしていました🫢

課金体系の設計がここまで色々なことに影響があるのかと思うほど、事業運営の難易度が上がってきてしまっていたので、FY23はプロダクト・プライシングなどをシンプルに削ぎ落とす方針で、ストック売上高比率を高めることでSaaS企業への構造改革を抜本的に行います🫡

②サステナブル🔥

我々の事業は「短距離走」ではなく「長距離走」だと考えています🏃
例えば、マラソンでスタート時点で先頭に立ちたいわけではなく、ゴール地点で1位になるような会社を作りたいと考えています(もちろん当社が目指すゴールの目標はどんどん上がっていくので実際にゴールできることはないと思っています)💪
長期戦で勝ち続けるためには、長期の目標に本気でコミットすることが重要で、そのためには、「強い組織」を作る必要性があります。FY23は、強い組織をつくるために、ずっと考えていたオフィス移転を決定し、コミュニケーション量を増やし、相互理解を深められ、家族のようなサステナブルな関係性を構築していく方針です💪

FY23の基本方針✍️

「どこまで目指すのか」「どのように目指すのか」などの認識がバラバラだと、強い組織・強い事業は作り上げることは難しいため、当社が事業展開をするために必要な行動や考え方を基本方針として示しました(下記参照)。ここからは、それぞれの項目がどのようなことかを説明していきます👀

【バックテックの基本方針(FY23)】
■人としてのあり方
 ・当たり前を当たり前に.
■顧客は誰か
 ・我々の顧客は「人事」である.
■プロダクトの考え方
 ・プロダクトは事業価値を高めていく根本となる資産であり、社会や人々の体験を大きく変えることができるため、最も熱量を注ぐべきポイントである.
■事業の考え方
 ・SaaS企業への構造改革を完了させ(単発<MRR)、事業成長のための足腰を強くする.
■組織の考え方
 ・チームである意味を大切にし、コトに向かって奔走する組織を創る.
■強い組織・事業を創るための働き方
 ・強い組織を創るためにオフィス移転以降は出社を基本とし、テレワークは申請制とする.

人としてのあり方👶

我々は「当たり前を当たり前に」できる組織でありたいと考えています。
例えばですが「人と話すときは、相手の目を見て話をする」「スリッパや靴が乱れていたら揃えて整理する」「”ありがとう”をしっかりと伝えられる」など、生活や仕事をする上で本当に些細なことではありますが、そこにこだわる組織でありたいと考えています。

そのような普段の姿勢が仕事の結果にでることが多いと感じており、いくらスキルが高くても、人としての当たり前が出来ない限り、チーム・顧客・ユーザー・株主などのステークホルダーから、心から信頼され、応援されることはないため、当たり前の基準を上げ続け、それを当たり前にできるという組織を創っていきます🎉

顧客は誰か👥

これまでのポケットセラピストは顧客を「従業員(ユーザー)」と定義し、とにかくユーザーに愛されるプロダクトを作れば、Payerである人事も喜んでくれるだろうという仮説のもと、プロダクト開発を進めてきました。

しかし、現在の顧客の定義は「人事」であり、会社やプロダクトのステージを常に上げていっています。今後は「社会」が顧客になると考えていて、当社のポケットセラピストのプロダクトビジョンを定義し続けながら、理想の姿を追い求めていきます🦄

プロダクトの考え方📱

プロダクトは事業価値を高めていく根本となる資産であり、社会や人々の体験を大きく変えることができるため、最も熱量を注ぐべきポイントです🔥
FY22までは私自身のリソースはビジネス領域に注力し、新規導入企業を増やしたり、カスタマーサクセスに注力することでアップセル/クロスセルの事例作りをしてきましたが、FY23からはProduct Divの責任者を私自身がやることで、プロダクトの世界観をさらに磨き上げ、社会に届ける価値を最大化していきます🌈

事業の考え方✊

これまでは「いかに(目先の)売上を上げるか」という短期的で未熟な視点で考えてしまっていたことを猛反省しています🫥
「我々は長距離走で勝つんだ!」と定義し、今後はMRRでの収益をいかに高めていくかに注力する方針です。
つまり、単発で3,000万稼ぐよりも、MRR20万・50万・100万という契約をいかに積み上げていくかに全集中していきます!💪

事業本部長が「MRR MAX!!」と、会議中に叫んでいたのでw、その熱量や勢いは皆に伝わったのではないかと思います🔥
MRRを増やすことができれば、よりチャレンジできる会社にできるので、スタートアップというフィールドで大きくバットを振り切るチャレンジを各社員ができるような環境を整えていきます🙋‍♂️

組織の考え方👨‍💻👩‍💻

会社の成長は「事業×組織」の両輪が回らないと成長しないということは、これまでに痛いほど実感してきました。特に、コロナ禍は、テレワークが中心となることで、コミュニケーション量が限られていたので、社員同士の相互理解も浅くなってしまい、仕事をする上で、チームとして成果を出すという雰囲気よりも、個々人のスキルで成果を出すというような組織になってしまっていたと心から反省しています。

FY23は、「チームである意味を大切にし、コトに向かって奔走する組織を創る」ことを体現するために、まずは同じ場で過ごし、あらゆる嬉しい体験も悔しい体験も辛い体験も、同じ五感を通して共有し合いながら、同じ時間を過ごすことを大切にしていきたいです。結束力や相互理解などの点からして、創業以来、今が一番強い組織だと感じており、今後もより強い組織を全員で創っていきます!🔥

強い事業を創るための働き方🏢

強い組織を創るために、オフィス移転を決行します!5月末〜6月上旬にする予定で、代々木から田町に引っ越します!

現在のオフィスはアパートのワンルーム的なところなのですが(今のうちしか見れないので、興味がある方はぜひw)、新オフィスでは、会議室やテレカンスペースも新しく出来たり、エントランススペースもあるため、社員や来訪者が当社のMVVやプロダクトビジョンを体感できるようなオフィスにしたいと考えており、皆でDIYしながら引っ越しする予定です!🚛

ちなみに、新オフィスの屋上にはテラスがあり、1on1やシャッフルランチをしたりして交流を深めたいのと、1Fにある居酒屋はハイボール199円(17-19時)ということで、その居酒屋で事業の話をつまみにしながら皆で飲んでる姿がイメージでき、様々なドラマが生まれるのではないかと今からワクワクしています!🍻

FY23のバックテックは、「事業×組織」のどちらも力強く推進していく一年になるため、働き方として、出社を基本として、テレワークは申請制にする予定です。「テレワークできないのか…」と思う方もいるかも知れませんが、組織として事業で勝つための手段としての考えであること、結果、それが社員それぞれの物心両面の豊かさに繋がると考えています🙆‍♂️
今後、事業ステージが進めば、事業モデルはもちろん、最適な組織のあり方や働き方も変わってくると思うので、柔軟に変化し続けられる組織でありたいと思っています!

We are hiring!

FY23の1Qは事業そして組織の足腰を強くするために多くの種を植え、土を耕し、水を与え、太陽の光を与え、2Qでそれらの種が芽吹き、3Q以降に綺麗な花が咲き始め、FY24で大輪の花を咲かせる🌻
これを共に創り上げるメンバーを募集しています🔥

ベンチャー is 冒険(アドベンチャー)
事業本部長の言葉🗽

ベンチャーは冒険(アドベンチャー)です🗡️
実現したい社会課題の解決に一人一人で立ち向かおうとしても、目の前にあるのは、とても高く厚い壁です。ときには諦めかけてしまうかも知れません。だからこそ、強い組織を作り、強い事業を作ることで、全員でその厚く高い壁を乗り越えたり、壊したりできると信じています🤝

現在進行形で非常に素敵な皆様とカジュアル面談などを通して出会う機会をいただいていますし、これから出会う方々ともご縁を大切にしていきたいと考えています🌈これまで出会ってきた方々にも、これから出会う方々にも伝えたいことを最後に書かせていただきます✊

我々は大人になるにつれて、「常識」が身につき、挑戦すること、失敗することに恥じらいを覚えてしまい、本来の可能性に蓋をしまっていると思います🙁
バックテックは失敗を賞賛し、挑戦できる環境が整っています。先日、採用面接の際に候補者の方から、「バックテックを一言で現すと何になりますか?」と、入職して数ヶ月のメンバーが聞かれていて、「”挑む”ですかね」と回答していて、人から笑われてもいいから、大袈裟に転んでもいいから、挑戦してほしいという想いが少しでも伝わっているのかなと嬉しい気持ちになりました😇

人生は一度きりです。一度だからこそ、真剣に、大胆に、社会課題に真正面から挑み、チームで前に進み続ける経験をしてみませんか?🔥

少しでも、興味を持っていただいた方は、ぜひ一度気軽にお話ししましょう🎉連絡お待ちしてますね!🤙

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