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外遊びを家の中でやってみる。

ぽっくりってご存知ですか?

小さい頃によく?遊んだあれ。

「聞いたことないな?」という方も、見てみたら分かると思います。




これです。

保育園や幼稚園でよく見るこのおもちゃ。

本来外で遊ぶものです。

なぜこれが室内遊びにオススメかと言うと、かなり運動能力の高い子でないと走るのが難しいからです。

大抵の子はゆっくりしか進めない。

ということは、安全に遊べます。

(床が傷付きそうで怖い方は、ビニールテープやガムテープなんかでコーティングすると安心ですよ)

そして保育園のカタログに載っているぽっくりって大体1種類で色が違うぐらいです。

でもさっきAmazonで調べてみると驚きました。

色んな種類があるんですね。

一応ご紹介しておきます。


これなんかは遊びながら土踏まずを作れますね。

時代の影響だと思いますが、扁平足の子が今本当に多いです。

「青竹踏み」なんて言葉も今ではなかなか聞かなくなったように、こういった遊びが時代とともに減ったことも原因なのかもしれませんね。


それからこんなものもありました。



この2つに共通するのは、自然の素材でできていることです。

「自然の素材はやっぱりいいねぇ」
なーんでことを言う人もいますが、はっきり言って外で使用する分には全く関係ない話です。

なぜなら、靴を履いて遊ぶからです。

でも今は室内で遊ぶことが前提なので、裸足で遊べますよね。

裸足なら自然の素材を直に感じられます。

子どもの足の裏の感覚は非常に大切で、裸足で様々な素材に触れることによって色んな感覚を身につけていきます。
詳しくは今度またお話ししますが、保育園で寒い冬も子どもたちが裸足で過ごすのはそのためです。
(もちろん滑って危ないといった理由もありますが…)

というわけで、裸足で自然の素材に触れるいい機会なので、こういったものもオススメです。

(念のため遊ぶ前にトゲには注意してください)

それでは遊び方を見てみましょう。


その1
普通に乗れるようになる

「手に持つ紐を上に引っ張り上げながら、足をあげる」

2つの動作を同時に行わなくてはならないため、子どもにとっては意外と難しい作業です。

それでも早い子であれば2歳前からトコトコと一人で歩いて行ってしまいます。

「まだ小さくて難しいかも」と思っても、一度遊んでみるといいかもしれません。

その2
障害物競争

せっかく乗れるようになっても、歩くだけでは飽きるのも早くなってしまいます。

1番簡単なのは、部屋の中に障害物を散らばしておいて、それを避けてゴールまでいく。

それができるようになってきたら、今度は少し難しいものにしてみましょう。

「ケンケンパ」のように四角や円で囲ったところ、もしくはマットの上から落ちないようにする遊びです。

さらに難易度を上げるのであれば、枠を小さくすればいいのです。

1番難しいのは一本線の上を平均台のように落ちないで歩くことです。

これらに共通して必要になるのは、「歩く動作だけではではなく、着地点まで体の動き操作する」ということです。

段階を踏んで少しずつ難しくしていけば、子どもたちもハマること間違いなしです。


その3
上り下り

4歳以上のお子さん向けです。

こういった踏み台を部屋の中に置いて、上ったり下りたりしてみてください。

もしくはその2の遊び方で「もっと難しくするよ」と踏み台を取り入れるのも良いかと思います。

これがなかなか簡単にはいきません。

普通に歩くよりも高く足を上げないと上れないので、難易度はかなり高めです。

ただし、台が無いからと家の階段を使うのはかなり危険なので避けた方が良いでしょう。


その4
ケンケン

これは小学生向けの遊び方です。

「ぽっくりに乗ったまま片足を上げて何回ケンケンできるか」というものです。

年長さんぐらいならできなくないですが、あまり足首が強くない子がやってしまうと足を捻って捻挫してしまうことがあります。

挙げておいてなんですが、あまりオススメできる遊び方ではないかもしれません。

ケガの無いように注意が必要ですね。

また、振動というよりもカンカンうるさくなってしまうので、マットの上でやるようにしてください。


いかがでしたか?

最近あまり見かけなくなりましたが、バランス感覚を身につけたり、手足の運動機能の発達を促したりと、小さな動きでたくさんのことができる遊びです。

また竹馬遊びなどへと繋がる非常に大切な運動でもあるため、ぜひ一度やってみてはいかがでしょうか?

私も子どもたちとよくやりますが、お父さんお母さんも一緒に遊びながら懐かしい思いに浸ってくださいね。


価格  ☆☆☆☆☆
収納  ☆☆☆☆☆
長持ち ☆☆☆☆

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