親が子どもの遊びに気を使いすぎなの!放っておいて!!

今日は子どもの遊びについてお話ししたいと思います。

特に児童館や公園で遊ぶ親子に見られることなのですが、子ども同士の関わりに大人が口を出してしまうんですね。

一体なぜなのでしょうか。


例えば親子で砂場で遊んでいると知らない友達がやってきて砂場道具に触ったとします。

おそらくこの時、子ども同士でどうこうなる前に親が「貸してあげなさい」とか

「お友達のものを勝手に使っちゃいけないでしょう」とか、先に喋るのはまぁいつも大人なんですよね。


別にトラブルになったっていいんですよ。


子どもが「やめて」「私のだよ」って始まってから大人がしゃべったらいいんです。

むしろ「やめて!」って始まってもしばらくは見てるだけがいいんですよ。

なのに先に親がどんどん喋っていってしまうんですね。

違った場面で考えてみましょう。


公園の遊具に登って遊んでいたとします。

遊具と言うのは滑り台とかがついてるような公園の真ん中に置かれている大きなアレです。

こんなとこで遊んでいるだけでも大人は口を出します。

「ほらお友達が通りたいだろう。お前はこっちに寄りなさい」

聞いたことあるような感じしませんか?

別に迷惑になろうがなんだろうがいいんですよ。


子ども同士のコミニケーションなんです。

子ども同士でぶつかったのに何も言わないで行ってしまった。

こういう画面を見たときに、初めて「それでいいのか?」と聞いたり
「何か言うことあるんじゃないのか?」って考えたりする時間を作るのが親の仕事です。


これは日本人特有の体質なんでしょうかね。

相手の親に文句を言われるかもしれない。

相手の子に泣かれてしまうかもしれない。

それで気を使って言ってしまうことが1番の原因でしょう。

もちろん気持ちはよく分かりますけどね。

でもこれは子どもの学習や遊びの機会を壊しているに過ぎません。


所詮はこうやって止めるのも大人の都合です。

では大人としてどうしたらいいのか。


それは本当に危険な時。

それから本当に困っている時。

もしくは子どもから助けを求めてきた時。

これ以外は声をかける必要はありません。


他人の子ともに迷惑をかけている場面があったとしても、相手の保護者には

「すみません。様子を見ているのでちょっとだけ待ってください」

こうやって言うことで何かあれば止めてくれるって言う安心感を与えることができます。

そうやって子どもの遊びを見守れる大人になってくださいね。


いかがでしょうか?

こうやって簡単に話してもなかなか「相手に迷惑をかけたくない」「悪く思われたくないという」と思ってしまいます。

日本人にとっては少し難しい話かもしれません。

しかし、そこはぐっとこらえ、相手の保護者にもしっかり自分の子どもを見ているという意思を伝えた上で見守る。

これが理想の公園遊びであると思います。

以上です。ありがとうございました。

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