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「かして」と「いいよ」で絶対にトラブルにならない!いつでも使える魔法のひと言

今日はトラブルの起こりやすい玩具の貸し借りについてお話ししたいと思います。

玩具の貸し借りについては年中も後半ぐらいになれば、自分たちで話し合って解決することも可能になります。

ところがそれ以前の子たちにやっぱり自分たちで話し合う事は無理です。

そのため大人が仲裁する必要のある玩具の貸し借りですが、ここでもポイントはいろいろあります。


まず玩具の貸し借りのトラブルと言えば、大体AくんがBくんの使っていたおもちゃを無理矢理取ろうとすることから始まります。

この時に欲しくて仕方がないのに貸してもらえなかったA君はおそらく大泣きです。

まず最初にこのAくんは以前お話しした

「子どもって共感することで簡単に落ち着くんです」

で紹介したように「そうだよね。おもちゃが欲しかったんだよね」

の一言でまず落ち着きます。

そしてここからがポイントなのですが、おそらくほとんどの場合Aくんと一緒に「貸して!」とBくんに聞いてみても「ダメ」と言われるでしょう。

この時にもしA君が自分の子であれば「我慢しなさい」と言って我慢させることがほとんどだと思います。

またBくんのあなたが子であれば、「そのぐらい独り占めしないで貸してあげなさい」と言って無理矢理渡そうと渡すように話すと思います。

立場によって子どもに対する態度が変わる。
これは正解とは言えない関わりです。

ではどうすれば良いのでしょうか?



魔法の言葉があります。

終わったら貸して

と聞いてみてください。

これで失敗する事はまぁないです。

貸す子どもにとっては「もういらなくなってからちょうだい」と聞いてみることで断る理由がなくなるのです。

ただ子どもの年齢によっては1回言っただけでは伝わらないこともあります。

そのため

「いらなくなったらちょうだい」

「おしまいしたらちょうだい」

といったように、何度か言い換えて話さないと伝わらないこともあります。


そして借りる側の子にはこの後に確実に貸してもらえることを伝えます。

「終わったら貸してくれるから、それまでちょっと待っていてね」

なんて言うように伝えるのがわかりやすいでしょう。

この際のポイントは、「必ずこのあと貸してもらえる。だからちょっと待ち時間がいるよ」

というのを伝えることです。

そうすることで確実にトラブルは解決していきます。


いかがでしょうか?

公園なんかでこういったトラブルがあると、つい気を遣って自分の子どとのことを叱るように言ってしまいがちなんですよね。

そうならないためにも、こういった方法を使うことで確実にトラブルを解決することができます。

しかし、こうやって解決したトラブルは大体お互いに違う遊びに没頭して忘れてしまうことが多いんですがね。

大切なのは子どもたちを納得させることです。

以上です。ありがとうございました。


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