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ここ3週間の出来事(気持ち編)

この続きです(亀の歩みでスミマセン😂)

カラダ、演奏は、オーディションを境に大きな変化がありました

そして、そこまでの変化は無かったけれど変化があったモノ

それが “気持ち” です

オーディションまでは、久しぶりに専門的な分野に8割超絶ウキウキモード、2割超絶ネガティブモードでした

読んでくださっている方には、もうお分かりだと思いますが…

そうです、かなり両極端な部分を持ち合わせております

さらに、バイオリンで超絶ネガティブモードになったことがありません


ウキウキモードな時は、練習も生活も大丈夫(浮かれすぎ問題はありますね…)

問題は、超絶ネガティブモードな時です

浮かない顔して、何やっても失敗ばかり、笑わないし、怒りっぽいし…

誰とも関わりたくないのが本音です

しかし、夫と子供がいる以上、そこまで生活に支障をきたすわけにはいきません

家族を持って初めての “オーディション” という状況です

でも、今回救いだったのが “骨折” していたこと

オーディションを迷っていた時、 “骨折” はただの “言い訳” でしかありませんでした

しかし、気持ち面ではかなり助けられました
・肩のケガを酷くしないこと
・骨はまだくっついていないこと
・右腕が思うように動かないけど弾くと決めたこと
・オーディションに通ることよりも、起爆剤としてこのオーディションを選んだこと
・これだけ弱い自分を認めること

きっと受かる為にオーディションを受けるのであれば、骨折している状態で受けようと思う人はいないハズ

長らく大きなホールの舞台に立っていない自分がもう一度立つ為には、感覚を取り戻さなければなりません

超ド短期集中型なので、ネガティブモードになる時間も無いし、“ネガティブモードになっているヒマがあれば練習すればいいや” という考え方をしています

超ド短期集中型なことが超絶ネガティブモードになったことの無い理由なのかもしれません

今回、練習期間とした2週間の間で初めてバイオリンの超絶ネガティブモードを体験したのです

でも、骨折のおかげで早く立ち直ることができ、短期間で両極端な気持ちを経験できる、とても貴重な時間となりました


練習期間が短いことは初めてではありませんが、練習内容も気持ちもカラダも初体験ばかり


そうです、オーディション当日も “初体験” をすることになります

人前で弾くことが好きな私は “演奏前に緊張する” という経験がありませんでした

そうです、初めての “緊張状態” で演奏することになったのです

今ままで、演奏する前は基本的に数時間はほとんど何も食べません

食べてから演奏すると、ステージ上で眠たくなったり気持ち悪くなったりうるのです

それが、極度の緊張から、演奏する1時間前にサンドウィッチを食べてしまったのです

初めて体験する “緊張状態” に何をしていいか分からなかったのです

音楽以外での “緊張状態” は経験してますが、音楽、それもバイオリンの演奏で “緊張” するという初体験に戸惑いを隠せませんでした

当然演奏も思ったようには弾けません

でも “緊張する” なんてその時にならないと分からないし、頑張って “緊張” させれるワケでもありません

試験もコンクールもNo ”緊張” だったので、とても戸惑い、上手く自分と向き合うことが出来ませんでした


初めて “緊張” を経験したおとによって、やっと 「緊張しちゃうんだよね」 という気持ちを知ることが出来たのです


自分の “気持ち” や “緊張” のコントロールは非常に難しいことです

多少 “緊張” したことはあっても、コントロールがきかない程の緊張状態は初めてでした

私の場合、バイオリンが弾けない期間が無ければ、経験することは無かったと思います

骨折にもブランクにも “ありがとう” です

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