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瀬戸内ばらすしと鯛潮汁

秋が近づいています。

広島 呉では、秋祭りは10月11月が多いです。
呉の秋祭りはヤブという鬼が町を練り歩きます。
秋祭りには鬼が出るのが当たり前だったので、東京の下町の祭りを初めて見たとき
「鬼出ないんですね?」
と聞いて皆に大笑いされました。

いや、鬼出たほうが楽しいけどな!!

秋祭りもそうだけど、何か祝い事があるとやはりどの地域もちらし寿司を食べると思います。
西日本ではばら寿司と言いますが
甘く炊いた干し椎茸や蓮根、人参を酢飯に混ぜて、錦糸卵や瀬戸内の海老、穴子を乗せて作ります。

小さい頃はあまり好きではなかったけど、大人になって子供の頃食べたばら寿司が懐かしく思います。

今の子供はばら寿司よりも刺し身が乗ったちらし寿司や普通のお寿司が好きなのかもしれません。家で作ってもあまり喜ばれないし。

でも私は子供に作り続けたい。
いつか懐かしいと思う時が来るかもしれないから。


一緒に鯛の潮汁もつけて。
これは母が本当によく作ってくれた汁。

瀬戸内の天然鯛で作ると美味しくて、もう何も言えない。

薬味は三つ葉でもいいけど、家では青ネギの斜めに切ったものを浮かべることが多かったです。

ああ、食べたいな。

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