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復刻版ブログ8「中学生が校長先生に突然「社長になる」と言ったら?」

振り返って

あの日のことは未だに鮮明に覚えています。気付けば、中学の校長先生の前に息子と二人で並んでいました。

まさか、いきなりそんな状況になるとは思っておらず、気持ちの整理がついていませんでした。だって普通このシチュエーションは、悪さをして呼び出しされて謝っているくらいしか想像できないじゃないですか?

実はこの日、息子と一緒に中学校の”担任の先生”に起業の許可をもらいに行く日だったのです。その日は担任の先生までで、そこで校長先生への説明の日程調整をお願いしようと思っていました。それがなぜか当日に校長先生の前に座ることになるとは。

校長先生に会社を立ち上げて社長になりたいと話をしていたとき、息子の背中は汗でびっしょり濡れていました。それくらい緊張していたんだと思います。

校長先生の答えは想像していたものとは少し違いました。どのような返事となったのかは、息子自身が書いたブログを読んでいただきたいと思います。


学校に起業の許可を貰いに!

2020年5月12日

本日、起業の許可を貰うために学校へ訪問した。僕が学校で何を語り、その結果先生がどういう反応をしたか?それをブログに書きたいと思う。

以前は、このブログでも書いたとおり、プレゼンの目的を見失って、ぐだぐだになってしまったので、今回は校長先生に許可を貰うという目的をしっかり設定し、父と作戦会議をして臨んだ。

以前の記事
↓↓↓
初めまして!起業をめざす中学2年生です

今回は目的のために3つのことを話した。

  1. なぜ起業するのか?

  2. どのような事業を行うのか?

  3. 懸念事項(主に学校側の)と対応

先生に提示した資料

新学期になり、担任の先生も変わったので、その先生とは初めての直接対談だった。少々緊張気味だったが、話をしている間は緊張せず、自分の伝えたい事をはっきりと伝えられたと思う。

説明が終わると担任の先生が口を開いた。

「とても面白いと思う」

厳しいことを言われるかと思っていたがそんなことはなく、それどころか「このまま校長先生に話ししてみます?」とまで言われた!

驚きだった。もっと時間をかけて学校に理解をしてもらうものだと思っていた。しかも、ちょうど校長先生も会議が終わったところで時間もあるということだった。

まさかの、いきなりラスボス登場!!4月に校長先生になったばかりの先生で、身長180㎝以上はありそうな大きな体ということもあり、ラスボス感満載だ。そんな圧迫感もあり、担任の先生の時以上に緊張した。

校長先生への話しが終わると、ふっと肩の力が抜けて額の汗が顎に垂れ滴った(汗
何を言われるのか?不安でたまらなかった。

そこで言われたひとこと、

「面白いね」

そして続いて言われたのが「とても驚きました!嬉しいです」という言葉だった。許可してもらうどころか、喜んでもらえたということが驚きだった。

これで自分は学校の賛同を得られた。それは喜ばしいことだが、それと同時に学校の勉強も真面目にやらなければならないということを覚悟した瞬間だった。

なぜなら、学業第一、提出物もちゃんと提出する、そういう約束で起業することを認めてもらったのだから。

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