シン・ノアの方舟計画Part4(共振・共鳴)
オープニング
音楽は単なる物理的な振動ではなく、私たちの心に直接語りかけ、感情を揺さぶる不思議な力を持っています。
音楽を聴くと、体が自然に動き出したり、涙が出たりすることがあります。これは、音楽が心と体の境界を超えて私たちに影響を与えていることを示しています。
つまり、音楽と感情の関係は人間の存在の本質と地球環境の創造など深遠なテーマを内包しています。今回は私の大好物の「音」をとことん追求していきます。
音=魔術
音楽はこの二つの異なる次元「時間の流れ」と「瞬間的な感情」を橋渡しする独特の能力を持っています。
言いかえると、音楽は時間芸術でありながら、瞬間的な感情体験も生み出し、人間の意識と感情を結ぶ特別な芸術形態だといえるでしょう。
スピーカーの原理は、ボイスコイルに電気信号が流れると、磁石との間に磁界が発生し、コーン紙の振動によって周囲の空気が振動します。この空気の振動が「音」となります。
設置した磁石が強力であればあるほど、ボイスコイルの制御能力が高まり、音の表現範囲が広がります。
水は空気よりも音を効率的に伝えます。 水の中の音の速さは約1500m/sで、空気中の約340m/sよりも遥かに速く、水は物理的な情報だけでなく、振動も記憶する能力があるとされています。
体内の水分は、細胞内と細胞外のバランスを整えるように調整されており、健康な状態では細胞内水分が約62%、細胞外水分が約38%の割合で維持されています。
人の体の約70%が水分で構成されていることを考えると、体内の振動の調和が健康に影響を与える可能性があります。
サイマティクス
サイマティクスとは、砂や水などの媒質による物体の固有振動や音の可視化、その現象の研究を指し、人智学思想を信奉していたスイス人のハンス・ジェニーによって考案され、一躍有名になりました。
特に、イスラム建築のような宗教施設や幾何学模様は、神の姿としての「音(周波数)」を表現しています。
↑の図は、周波数を視覚化したものと統合失調症を患っていたイギリスの画家ルイス・ウェインがネコを描き続けた作品です。つまり、意識の階層構造や周波数によって見えるモノが違います。
音と洗脳
音楽が持つ魅力の一つは、一つのメロディーが多くの人の心に同時に響くことです。この現象は、個人の感情と集団の共感が混在する独特な瞬間を抱き、集団や共同体を形成する不思議な力があります。
この効果は祭りや儀式から戦場へと発展し、プロパガンダとしてフル活用したのが近代では「ナチス・ドイツ」です。
さらに「無意識の刷り込み」は、特定の音楽パターンを繰り返し聴いたり、色を使ったりすることで起こることがあり、子ども向け番組や音楽に特に多くみられます。
音と医療
生体内の分子や細胞は、それぞれ固有の振動周波数を持っています。この周波数は、電磁波や音波などの外部からの刺激によって影響を受ける可能性があるため、特定の周波数の電磁波や超音波などの音波を使って、特定の組織や細胞に影響を与える治療法も研究されています。
山田さんのハーモニカは猫のゴロゴロ音に似ており、約25ヘルツの低周波は副交感神経を高める働きがあります。
その結果、血圧を下げ、不安やストレスを軽減し、幸福感をもたらす「セロトニン」というホルモンの分泌を促進することができます。
さらに、猫のゴロゴロ音は、骨の形成が促進され、強化される周波数とほぼ同じであることが分かっています。
そのため、骨折やケガの治療効果があると考えられており、実際にフランスでは理学療法士によって人の骨折治療にも活用されているようです。
音と気候
2024年も大地震や台風の進路方向などの考察から、Xでは「人工地震」や「HAARP」などと積極的に拡散されましたが、アメリカや中国では「クラウド・シーリング(人工降雨)」は「気象改変プログラム」として、大規模に実施されています。
HAARPの仕組みや音波を使って気象改変する特許をポストしても注目されないですが、「政府(米軍)がやっている」や「意図的」のような「騙されている」「卑怯」といった、怒りの感情やネガティブ思考を助長させるポストに注目が集まります。
そういう方々は、TVを観て情報を知る人などを対象に「気づいてない」「盲目」とレッテルを貼りがちですが、「人工地震」や「HAARP」で思考が止まってしまう人もあまり変わらないと思います。
それを言うことで「誰が何の得をするのか」「それを利用する人はどういう属性か?」、その災害によって「誰が何の得をするのか」「それをどう利用するのか?」などと考えた方が現実的だと思います。
ここから、ある物理学者と今シリーズでお馴染みのアーヴィン・ラズロを取り上げながら「共振・共鳴」について深掘りします。
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