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祝・リキ13歳【生誕記念】
本日令和5年2023年12月2日土曜、我が家の最年長にして始まりの子である力が、めでたく13歳となりました。
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まるで遠吠えしているかのような、凛々しいリキの姿。
私のスマホはスリープモードに入るたび、起動すると待ち受けがランダムで変わるように設定しているのですが、なんとこの日出掛ける前に、「今何時ごろかな」と触った時の画面が偶然にも下記の画面でした。
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何とその時の時間は11時11分。
ワンワンワンワン時間でした。
そして、そこに写ったのは本日13歳となるリキ。
記念だと思い、2023の文字などをスクショ画像に足しました。
昨年2022年の11月11日も偶然とは思い難い出来事が起こり、「やはりこの子は生まれながらに何か持っているものがある」とリキにはぞくりとさせられることが度々あります。
その時の画像は下記ですが、画像だけだと「その真の意味」まではお分かりいただけないでしょう。
その時の「やはりこの子は」とぞくっとしたエピソードは、リキ本・下巻の真の章である【運命の犬・リキ】(リキ本下巻99ページから)に綴ってあります。
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が、この画像には私たち家族が思わずぞくっとするような、
リキの運命を感じさせるあるメッセージが隠されていました。
リキ本下巻のリキの章に、それを綴っています。
老犬であるリキの負担を少しでも軽くするため、一番陽が高く昇る正午ごろにお出掛けを計画。
八房も勿論、一緒に。
二人はこの公園が大好きです。
広く、犬の出入りが禁止されていないので悠々と時間をかけて楽しめます。
土曜の昼とはいえ季節は12月。いくつかの家族連れなどはいましたが、予想通り空いており、リキも八房もニコニコで公園を楽しみました。
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目を閉じ口の中を舐めているリキですが、
まるで天高く遠吠えしているかのよう。
八房先生は公園が嬉しくはしゃぎ、
鼻の頭を擦りむいているのがわかりますね(笑)
ちょびっと鼻の頭に血が出ています。
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リキがまだ乳歯だった仔犬の頃から、私は「リキがいなくなったら」を考えてはその恐怖に怯えていました。
「この子がいなくなったら、自分は正気を保っていられるだろうか」
未だにその自信はありません。
もう13年間、リキがいなくなったら途端に自分は悲しみのあまり発狂してしまうのではないか、廃人と化してしまうのではないかと思い続けています。
ただ、八房と瀑が近年家族に加わったことにより、少しだけそれが変わりました。
それまでも猫の琥珀や鈴・牡丹・月などの子がいましたが、八房と瀑の加入は大きな意味を持つものでした。
リキとは10歳も年が離れた子供が家族に加わったことで、「この幼子を残して廃人となることは自分には出来ないだろう」という未来が垣間見えました。
新たな命だからこそ持ち得る力が他者に与える「生きていく力」。
その命である八房はリキが発見し、さらに瀑はその八房が発見した子。
リキはその名の通り、救う「力」、そして繋いでいく「力」、生きていく「力」、これらを自らの存在を以て常に注いでくれています。
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眩しい太陽は、希望や未来を象徴するリキそのもののようです。
リキ、いつかあなたは、私をこの上ない悲しみへ突き落すでしょう。
いつかあなたがいなくなるとき、私は気が狂うほどの悲しみをあなたから授けられるでしょう。
それほどまでに、あなたを愛しているから。
失えば気がおかしくなるほどの愛を、あなたに感じ、あなたから貰ったから。
あなたをこれほど深く愛していなければ、あなたがいなくなっても私は平気なはずです。
いつかあなたがいなくなるときに私に与えるこの世で最高の悲しみは、それだけ私があなたを愛した証です。
それほどまでに深く愛する存在と出会えたことは、一生の中で最高の幸せでしょう。
心が壊れるほどの悲しみを受けるほどに、愛する存在と出会えた。
数日、数か月、数年で忘れることなど出来ない、死ぬまで愛しく思い続けられる存在、それは私にとって「子」であるあなたです。
あなたはまるで、夜空に星座を描くように沢山の子らを私に繋げてくれた。
命を救うということを、「あなたが」私にさせてくれた。
私は自分がこの世を去る時も、あなたのおかげで「生きている間にこれだけの命を救えた」と思いながら目を閉じることが出来るでしょう。
あなたは、私の「死」にさえも「誇り」を約束してくれた。
偉大な犬、リキ。
これからも出来るだけ永く永く、共にいて下さい。
夜はみんなで誕生日会だ!!
リキと八房は馬肉でお祝い。
猫たちはチュールでお祝い。
これからも月日が巡るごとに、愛しい子供たちの誕生を祝えることを願って。
リキ、13歳の誕生日、心からおめでとう!!
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