ブランドを立ち上げるまで
はじめまして。
ベビーブランドのniva(ニヴァ)のデザイナーの相川と申します。
2015年の12月に法人化して6年が経ちました。
個人事業主として始めたのは2005年。16年前ですね…。
noteの最初は、ブランドを始めるまでの経緯を書いていきたいと思います。
美大を卒業して、先ずは広告代理店のクリエイティブディレクターのアシスタントになりました。そこではCMの企画や広告のビジュアルなどに携わりましたが、基本的なことがわかっていないとダメだと思い、デザイン事務所に就職。しばらく忙しくしていましたが、もっと好きな分野に身を置きたいとアパレルに転職。洋服の事は学んで来ていないのでグラフィックデザイナーとして入りました。
最後に勤めた会社では、ベビー・マタニティのグラフィックデザイナーとして、Tシャツの柄やビジュアル、テキスタイルから広告、カタログまで色々やりました。
そこはカジュアルなブランドで知名度もあり、ロゴの入ったものが人気。
ロゴさえ入れれば売れるので、段々とビジュアル作りが単調になってきて…。
自分の好きなものとカジュアルさに違和感が出てきたタイミングもあり、
もっと大人っぽいお洒落なベビーグッズがあったら売れるんじゃないかと、
ずっと思っていたものを具現化したい気持ちが強くなり、思い切って自分でやってみようかと。(20代後半、何でも出来ると思っていました!)
そして個人事業主としてnivaをスタート。
所謂赤ちゃんらしくて可愛らしいパステルカラーや、一般的なタオル地のものしかなかった時代に、お洋服みたいな見栄え重視のおしゃれスタイ
「ドレスアップビブ」なるものを制作。
これは私自身が独身で子供もいなかったからこその企画だと思います。
お母さんになってブランドを始めたら、実用性に傾いてありふれたものしか思いつけなかったかもしれません。
と言うわけで、ブランドを始めたのは自分の作品を創り世に出したいという思いと「企画」からです。
これは一番最初の広告代理店の時代の学びも大きいと思います。
もう一つ…
大学時代の友人はみんな素晴らしい人たちで、イラストレーターやデザイナーとして活躍していました。
ひねくれ者の私は同じ世界ではなく違う分野を開拓したくて、みんなと違う道を探していた気もします。
次はブランド名の由来を書きます。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?