寝てくれという願いは届かない。赤ちゃんの寝かしつけ。
こんにちは。
「めんどくさいからって後回しにしちゃだめ!」と6歳児に怒られる四十路です。
さて、今日も撮影について書きます。
ニューボーンフォトは赤ちゃんが寝ている写真を撮るのがセオリーです。でも、赤ちゃんは大人の思うようには寝てくれません。
これもあの手この手で寝かしつけます。
まずは臍帯音。
スマホで流したり、ねんころりんというぬいぐるみの中に入っているやつを取り出して中身だけを使っている助産師さんもいます。
あとはテレビ。そして雑談。
そう、とにかくシーンとしているよりはざわざわしている方がよい。臍帯音なんかは結構な爆音です。
基本的に寝かしつけは助産師さんにやってもらうのですが、わたしも赤ちゃん抱っこしたい!そう、赤ちゃんを抱っこするためにこの仕事をしていると言っても過言ではないので、隙をみては、「わたしも抱っこさせて♡」とお願いしています。
みなさま、ぜひ赤ちゃんをわたしに抱っこさせてください。
そして、そうこうしているうちに寝ます。でも寝ない時もあります。
うん、それは仕方ないよね。目が開いている写真も可愛らしい。
初産のママの中には「わたしが抱っこしても泣き止まないのに母(おばあちゃん)が抱っこすると泣き止む」と言って落ち込む人もいます。
そう、それはかつてのわたし。
ママの緊張が伝わるような気がしています。なんとなくね。
スタッフでも、最初の方はみんな緊張してなんとなく赤ちゃんが泣き止まない、みたいなことがよくあります。
わたしは、とにかくただひたすらお母さんと雑談をしながら待ちます。
うん。待つのが大切。寝るのが一番じゃなくて、ゆっくりと待ってあげるということが大事なんじゃないかな。
あ、あと助産師さんと繰り返し訪問する中で決めたルールに「2時間ルール」というものがあります。撮影開始から2時間を超えない、というもの。
この「2時間」を超えると、現場の全員が疲れてきてしまう。
なので、そのらへんの見極めも重要です。
撮影が終わった途端にスヤスヤと眠る赤ちゃんも多々おります。
そういうときは、ベット寝てる写真に切り替えてもいいんじゃないかな。