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研修会で話すときに気をつけること

 今日は自主的な研修会で「リーダーシップとフォロワーシップ」についてお話をさせていただきます。参加者は経験年数13年未満の若手〜中堅教員です。かたい雰囲気ではなく、リラックスした楽しい会になればと考えております。
 ここ数年で研修会や説明会等でお話しをさせていただく機会が増えました。大変ありがたいことです。回数を重ねるうちに研修会で話すときに気をつけなければいけないと思えるポイントが自分の中で意識できつつあります。

今日使う資料の一部

 自分で研修を開くにしろ、講師として呼ばれるにしろ、その研修会の目的やゴールのようなものが設定されているはずです。その目的やゴールにたどり着くように話をすることを忘れてはいけないということです。話が脱線したとしてもきちんと戻って来ることが必要です。当然だろう!と言われそうですが、意外と難しいように思います。ゴールに辿り着くために、最短で話をするのであれば研修会は味気ないものになります。ある事柄の具体例やその裏側を知り、他の参加者との交流を通して学びを深めていく際は多少の脱線が必ず起こります。その状況が複雑化すると「あれ?何を話していたんだっけ?」といったことに陥りがちでした。最近は常に「今日自分が話すことはミドルリーダーの役割とは何か。そのために参加者にはAとBについての理論を学んでもらう」といったことをメモしています。(今でもやっています。)
 ただし、あくまでゴールは最初に設定したゴールであって、参加者の方の状況によっては意図的にゴールを変えていくことも必要になります。「理論Aと理論Bに関する事前の知識がありそうだから、ミドルリーダーの役割とは何かを押さえた上でトップリーダーとどのようにコミュニケーションを図っていくかまでゴールを延ばそう」といったイメージです。
 また、話すの時は参加者個人個人に向けて話すようにしながらも、全体の空気感を掴んでおくことを忘れないようにしています。参加者数名の反応が良くても全体としてはどんよりした空気が流れている時もあります。全体感を掴んで話のテンポや内容を少し変化させていくことは重要なのかなと思います。最近は一方的に話をすることも少なくなりましたが、ワークをするにしても全体感を掴むということは重要だと思います。

 今日、あと数時間で始まる研修会のスライドを修正しながらnoteを書いていますが、noteを通してデモンストレーションができました。笑
 最近は(も)自転車操業です。頑張ります!

 今日は北海道の教員採用試験2次試験があるそうです。受験をする方、平常心で臨んでください!将来どこかで一緒に働けることを願っています!
 

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