[60th. NCS Wind Band] もう一度あの日に戻れたなら
沼津商業高校吹奏楽部第60回定期演奏会(1日目)に行ってきた。
本編の全ての演目がその年のテーマとなるこの(リンク先の沼商吹奏楽部公式の動画)歌がアンコールとして歌われた。
私自身も7年前に同じステージを踏んでいる。
2部のオリジナルステージやレパートリーにおいても、全く同じ譜面を当時読んでおり、それが目の前で演奏されたのは感慨深いものがあった。
その上でこの歌を聴き、「もし人生が二度あれば、もう一度あの日に戻れたなら」と考えさせられた。(当時合唱係だったのもあって尚更。)
・・・きっと変わらないんだろうなあ…。
もちろん社会人をある程度経験した後であの日に戻れたなら、人との付き合い方も努力の仕方も工夫すると思う。
ただ、あの時の幼いまま、不器用なままで、ひたむきに音楽と向き合っていたから自分たちならではの表現を追い求めたからこそ、あの時の感動があった。
だから7年前の今日に戻れたとしてもあの時以上に感動することはおそらくできない、あれでよかった、あれが最善だったと思う。
人生が一度じゃなかったら7年前も7年経った今もこんなに心は揺さぶられていない。
人生が一度きりで、あの時あの生き方をしたから、あの選択をしたから、あの出逢いがあったから、喜怒哀楽があり感動がある。
そして、今がある。
「全ては今のためにあったこと」という言葉はこのことなんだな。って実感した。
(ここから敬体)
現役の部員たちが本気で心を込めて歌っていたからこそ、演奏したからこそ聞き手の心に響きました。心打たれました。
三郎先生の元気な姿も見られて良かったです。
どうか生涯現役で最後まで音楽とひたむきに向き合う姿が見られるのを期待しています。
感染症が蔓延しているこの時代においても、こんなに素敵な演奏が聴けて幸せでした。ありがとうございます。
《「幸せだ」と思った瞬間、全ての失敗が感謝に変わる》
私も、あの轍の上を歩けてとても幸せでした。
…知っている人には身バレされちゃうんだろうなぁ
(もし気づいても、個人的なことはどうかそっとしておいてください…。)