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2019年 買ってよかったものランキング1位のNATOバンドを改めて紹介します。
初回投稿で2019年の買ってよかったものランキングをやったのですが、折角のいいものなのに結構適当に紹介しちゃいました。スキを10個(1/3時点)も頂いているのに反省です。
特に1位のオメガのNATOベルトは、↑に再掲しましたが、写真の加工が強く、色もちゃんと伝わらないと猛省し、ここで改めて紹介したいと思います。質感がわかりやすいように1分半の動画にまとめました。BGMつけているもののYoutubeが無料公開しているのを適当につけただけなので無音でも無問題です。では早速、と言いたいところですが、動画の前にバンドについて少し解説させてください。
なぜ時計バンド買ったの?
それは時計が大好きだからです。でも時計本体じゃないじゃんって感じる方もいると思いますが、時計の外観構成要素って、文字盤とケースとバンドの3つで、表面積が一番大きいのはバンドなんです。そしてこれを変えると雰囲気が抜群に変わるんですね。また、文字盤とケースはおいそれと買えるものではないし、文字盤とケースってセットなので、時計好きにとってバンドで遊ぶことは、大事な時計の雰囲気を変えることのできる、もっともお手軽で、とっても面白いことなのです。ちなみにお金の話が出ましたが、バンドも実は結構します。純正のステンレスバンドだと10万程度、革でも4~5万くらいは普通にします。高いですよね。でも今回紹介するNATOバンドは比較的お手頃!
↑結構雰囲気変わりません?
NATOベルトってなに?
NATOベルト(ストラップ)のNATOとは、社会科で習う「北大西洋条約機構」、あのNATOです。NATOベルトはNATO軍に支給されている腕時計のベルトが由来です(本当の大元は英国軍らしいですが、、、)。また、Phoenixという会社1社がNATO軍の支給ベルトを生産しているので、他の会社のものはNATO風ベルト!という意見もあるようです。まぁとにかくNATO軍由来のミリタリーアイテムです。時計メーカーと軍の結びつきは非常に強く、まだまだ人気のパネライは軍用時計発祥ですし、ロレックスもオメガもかつては軍のサプライヤーでした。軍事作戦に正確で耐久性の高い時計は必須なので、高度な技術を持ったメーカーがそれを作るのは当然なのかもしれません。また少し広げてファッションとミリタリーという枠で考えても、MA-1もトレンチコートもPコートも元々の発祥は軍隊です。実用性に富んでいるからこそ、その後広く普及しているといえます。
少し話がそれましたが、NATOバンドも非常に実用性の高いものです。NATOバンドの機能性を列挙すると以下でしょうか。
ジャストフィット
時計のベルトは結構蒸れるので、指1本くらいの隙間を空けてつけるのが常なのですが、通気性のよいNATOバンドは手首にジャストフィットさせることも可能です。また、ベルト自体は長めに作られているため、逆に服の上から巻くことも可能です。
らくらく交換
革や金属バンドはあまり頻繁にベルト交換することを前提に作られておらず、ほとんどのブランドの腕時計は交換に器具が必要ですが、NATOバンドは器具を必要としません。上下別々に取り付けるのではなく、縫い物の糸のように裏から通しているだけなので、交換も簡単に行えます。
いつでも清潔に
革ベルトは匂いがきつくなることが多いのですが、NATOベルトは水で洗うこともできますそんな実用性を兼ね備えたNATOバンドは普段使いにもピッタリです。
で、かっこいいの?
ここは主観が入り乱れるポイントですが、NATOバンドを語る上で外せないのが、ジェームズ・ボンドです。007 ゴールドフィンガーの作中では白いタキシードを着たジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)が、ロレックスのサブマリーナにNATOバンドを合わせています。時が流れてダニエル・グレイグ主演のスペクターでもオメガのシーマスターにNATOバンドとTOM FORDのスーツや下の写真のようなハイネックなどに組み合わせたスタイリングが行われています。
これだとタキシードやスーツかよって感じですが、むしろそれはだいぶ変化球で、ミリタリーファッションにも当然合いますし、キング・オブ・ストリートの藤原ヒロシさんもNATOバンドを愛用しています。
これまでにタグ・ホイヤーコラボでNATOバンドのカレラ↓
Apple Watch用のNATO風バンド↓
などなどを発表しており、そんなことからもストリートからフォーマル(これはボンドだけかも)まで柔軟に合わせることができるアイテムだといえるでしょう。実際好きかどうかは個人の問題ですね。さて、こんな感じで軽くバンドのお話をさせていただきました。
それでは動画です
いかがでしたでしょうか。前の写真(この記事の一番上にも掲載)よりはまともになりましたかね?2万しないでこの高級感なので、前にも書きましたが非常におすすめです。
ちなみにこの動画、編集もライティングも適当ですが、一応買ってよかった第6位のカメラ(Blackmagicdesign Pocket Cinema Camera 4K)で撮影しています。iPhoneのカメラも素晴らしいですが、交換式レンズのボケ感やRAW撮影ならではのカラーグレーディング(色編集)が楽しめますので、こちらも動画やってみたい!という方にはおすすめです。ちなみカラーグレーディングですが、やるやらないの違いはこんな感じです。
カラグレ前↓
カラグレ後↓
本体付属のDavinci Resolve Studioで編集していますが、結構雰囲気変わりますよね?まだまだカラグレは勉強中ですが、すごく面白いのでまた改めて記事をどこかでかければと思います。
そしてそして奥さん!オメガから出るんですってよ、007コラボ!最新作のNo Time to Dieモデル!
めっちゃかっこいいですね。やはりダイビングウォッチとの組み合わせは合う!文字盤も少しあせたヴィンテージ風の加工がしてあり味があります。ケースは軽い強いチタン製で、300m防水。実は機械式時計って磁力に弱くパソコンの近くは得意じゃないんですが、そこはオメガさん、抜群の耐磁性を備えています。仕事中もガンガン使えますね!お値段はたったの95万7000円です。ボンドモデルは人気でときたまプレミアもつくので、余裕のある方はぜひぜひ。
追記)
以下にベルトの替え方をまとめました。よろしければぜひ!
今回は以上です。拙い動画と文章ですがよろしければスキをしていただけると励みになります。
ありがとうございました。
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