遠くまで逃げてるつもりでも 終わらない君のストーリー

季節の変わり目は鬱っぽくなることに気づいたのが10年ぐらい前。
うまく表現できないけど、なんというか、風が吹くと泣きそうになる。
昔は飲んでる途中に泣いたりしていた。
そんなことを年に4回、10年ほど繰り返していると、
今日なんか鬱っぽいな、あぁそうか夏終わったか、っていう慣れが発生してくる。
これはもう鬱ではないのではないか、という気持ちもあるが、なんとなく不安は押し寄せてくる。
YUKIの「ふがいないや」を歩きながら聴いていて、夜風が吹いたときに、15年前ぐらいのバイトの帰り道を思い出してしまい、なんかめちゃくちゃしんどくなった。
15年前にバンドをやってたときより収入は増えたが、あの時は金がなくても楽しかった。15年前の俺からみた38歳はきっとふがいない。こんな未来でよかったのか。そういうモヤモヤを抱えながら、今日はダメだ、なんか美味しいものを買って帰ろう、駅前のケンタッキーだ、なんなら今日は発泡酒じゃなくてビール飲んでいいよ、あぁぁぁ、早く帰ってテレビ見ながらビール飲もう、もういいや、どうせいつかは死ぬし、とりあえず家に帰ってこの感じを書いておこうと思い、この文章がもし15年後まで残ってたら53歳の俺はなんと思うんだろう。

ここまでダダダって書いてみて思ったことは、月曜から疲れてんな。

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