第53回 固定観念で育てられて
昭和21年生まれ戦後初めての子供だ。
年のわりには若い人の話に聞く耳を持ち合わせていると自負している。
それでも、平成 令和と時代は移り私の小学生時代とはずいぶんいろいろなことが変わった。
ある日 娘と外出今時の女子高校生の制服の着方に違和感を覚えた。
私はすぐ娘に聞いてみた。
制服のスカートの下に体操用の長いパンツを履いているではないか?。
私の頃には考えられないことであったし、もちろん上靴も着ていた。
私が女学生の頃にその様な着方をしたならばおかしいと言われたことでしょう。
しかし現在はおかしいと思わない様だ。
これも固定観念のひとつなのだろう。
固定観念とは時代により育まれていき その時代により変わっていくものなのか、、、、、、
よく私たちは人のことを、おかしいとか間違っているとかいうが、それらについてよく考えると固定観念ゆえに発しているとも言えるのではないか?
普通の人から見る固定観念からはみ出すと阻害されてしまうこともあります。
多種多様な世の中、個性、感性と
どう向き合っていくべきか考えさせられますね