こんな音楽聴いてました(前編)アルバム10選
音楽を聴く単位を「CD数」や「アルバム数」でカウントしなくなっている昨今ではありますが、やっぱり僕らの中学高校時代、アクティブに音楽を聴く方法のメインはCDだったので、アルバム単位で話します!
「ランキング」ではありません、たんなる発表年順。
前編)
1)L.ハンプトン「スターダスト」(47年)
2)フルニエ「ブラームス・チェロソナタ」(55年)
3)J.コルトレーン「ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン!」(66年)
4)W.ショーター「ネイティブ・ダンサー」(75年)
5)ベイシー・オーケストラ「ベイシー・ビッグバンド」(75年)
(後編)
6)W.マルサリス「超絶技巧〜熊んばちの飛行(85年)
7)カラヤン/ウィーンフィル「ワーグナーinザルツブルク」(87年)
8)C.ライスター/ベルリンゾリステン「モーツァルト&ブラームス」(88年)
9)ローリン・ヒル「ミスエデュケーション」(98年)
10)中納良恵「ソレイユ」(07年)
1)ライオネル・ハンプトン「スターダスト」(47年)
何度も何度も聴く!この人達がたまたま全員できる曲が「スターダスト」だったから成立したこのセッション。
ライオネル・ハンプトン(ヴィブラフォン)のイントロから始まるアルトサックスのソロからもう最高!
もう1つのハイライトはベースのソロ(06:10)、なんと弓で弾きながらオクターブ上を歌ってる!上手い!
そしてなんといってもライオネル・ハンプトンの、5分も続く最高のソロ(09:50)!!!
これぞJAZZ!たのしい!
2)ピエール・フルニエ/バックハウス「ブラームス・チェロソナタ」(55年)
チェロをいっぱい聴いてました。なぜフルニエ、なぜブラームスだったのはイマイチ覚えていませんが、いまだ「チェロ」という言葉を聴いても、「ブラームス」という言葉を聴いても、このレコーディングを思い出します。
3)ジョン・コルトレーン「ライブ・アット・ヴィレッジ・ヴァンガード・アゲイン!」(66年)
ジョン・コルトレーンおたくでした。なんだか単純にサックスの音がグッと来てました。
マイルス・クインテットも沢山きいてたし、「ソウル・トレーン」の時期から全部聴いてるけど、特に僕がすごいと思って聴いてたのは「至上の愛」より後、フリージャズに入ってからのアルバム。
4)ウェイン・ショーター「ネイティブ・ダンサー」(75年)
なんだかサックスばかり聴いてる気もしますが。。。
こちらはウェイン・ショーター(テナー・ソプラノサックス)と、ミルトン・ナシメントのコラボレーション。
ショーターは当時「ウェザーリポート」で、いま「フュージョン」といえば思い浮かぶサウンドを作ってた時期。
でもこういったブラジル音楽との共演こそ「フュージョンの骨頂」だとおもう!
5)カウント・ベイシー・オーケストラ「ベイシー・ビッグバンド」(75年)
中・高とビッグバンドをやってたので、所謂「学バン」レパートリーは詳しい。このアルバム「ベイシー・ビッグバンド」は、まさに「のちの学生ビッグバンドレパートリー」の宝箱。
収録曲、ほとんど吹いたな!
こんな感じで、後編もお願いいたします!