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ザ・キャビンカンパニー 大絵本美術展『童堂賛歌』

12月22日(日)
千葉市美術館に行ってきました。

私たち夫婦の好きな絵本作家の「ザ・キャビンカンパニー」の展覧会があったからです。

帰りには、2人で「行ってよかったね」と何度も言い合うほど素敵な展覧会でした💓



ザ・キャビンカンパニーとは

阿部健太朗(1989-)と吉岡紗希(1988-)による二人組の絵本作家、美術家。ともに大分県に生まれる。大分県由布市の廃校をアトリエにして、絵本・立体造形・アニメーションなど様々な作品を生み出し、国内外で発表している。

公式サイトより

お二人はご夫婦で、2016年には第一子が誕生しました。
今回の展覧会では童の姿が生き生きと描かれていたのが印象的でした。

千葉市美術館

千葉市美術館に到着


専用エレベーターで8階へ

童堂賛歌

大分から4トントラック6台で運んできたという400点を超える原画と作品を7つのテーマの部屋に分けて展示し、全体を大きな絵本のように構成する。展示作品は、映像インスタレーション「オボロの屋敷」、立体作品「アノコロの国」「明日の門」、テレビ番組「おかあさんといっしょ」とのコラボレーション作品「けけちゃま」、絵本「ポケモンのしま」、タイトルにもなっている「童堂賛歌」、絵本原画「ゆうやけにとけていく」など、活動初期から現在までの作品を一堂に紹介する。

2024.11.19 千葉経済新聞より


一, あたまのなかのぼうけん

壁いっぱいの「明ける海」の作品に圧倒されました
これほどの大きな作品とは思っていませんでした
ぜひ、実物をじっくりと見てほしいと思います


二, オボロ屋敷

次々と変化する映像に見惚れ
自分も作品の中に入り込んだような気分に
(後ろ姿は夫)


三, アノコロの国

広い展示室にぎっしりと展示された作品に度肝を抜かれました😳
しゃがみこんで一つ一つの作品をいつまでも眺めていたい


四, ならばの脱皮

様々な仕事をされていたことを知りました
Eテレのキャラクターにも使用されていたんですね


五, 玉虫色の窓

部屋中に並べられた絵本の原画
手前には絵本が
私のお気に入りの絵本も見つけられました
私の好きな『がっこうにまにあわない』の原画😍


六, 雲とモヌケ

上は廃校のコラージュ
まるでアトリエをまるごとここに持ってきたかのよう


七, 童堂賛歌

素晴らしい巨大画!
14mに及ぶ巨大なロールキャンバスに
絵の具を滴らせながら描いた作品
子どもたちが生き生きとたくましく生きていく
原始的なエネルギーを感じました


血肉の本

4階図書室には彼らをつくった10冊の本が展示されていました
1つ1つの紹介文もすべて違う形
これも芸術品です✨
お二人のこだわりが伝わってきます


ザ・キャビンカンパニー
ますます好きになりました❤️


原画も思っていたより大きく描かれていて、好きな絵本の原画を見つけることができて嬉しかったです。
作品も大きなものが多く、お二人がのびのびと制作活動に勤しんでいる様子が伺えました。

この迫力は、実際に見てみないとわからないと思います。
興味のある方は、ぜひ会場へ足を運んでみてほしいと思います。

1階にミュージアムショップがあったらしいのですが、気付かずに帰ってきてしまったことが、唯一の心残りです😢


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