【転職活動で大切なこと】⑧会社の辞め方
「立つ鳥跡を濁さず」
これはとても大事な名言だと、転職をして強く感じました。
会社を辞める時は、何かしらのトラブルがあり、上司に怒りが湧くことが多いかと思われます。
辞める当時の心境
私も退職時は、本当に上司に怒りしか感じていませんでした。
こちらの状況もわかっていないのに、意味不明な指示を出したり、クライアントからは評価されているのに、上司は評価してくれなかったりと、完全に行き違いになっていて、悲劇的でした。
そんな状況でも、周りに愚痴は溢しましたが、上司とは礼節を持って変わらない対応を何とか続けました。
辞める際もお礼を社交辞令としてでも、ちゃんと伝えました。
喧嘩別れするリスク
辞める時は喧嘩別れしたい衝動に駆られます。
私も何度一発かましてやろうかと、当時はよく色んなシミュレーションを行っていました。
どうせ会社辞めて誰とも会わないし、悪口や悪評を言っても自分には関係ない、この際だから貶めてやりたいという風にとらえがちです。
しかし業界で悪評が立つと、自分に取ってマイナスとなります。
実際に辞める際に喧嘩別れし、転職後も前職の悪口ばかり言っている人は噂でも耳に入ってきます。
そうなるとその当人がまた転職の際に、面接官から「あの人入社させても悪口しか言わない人」というレッテルを張られてしまいます。
また異なる業界への転職だとしても、ビジネスを行う上で、いつかどこかで何か重なる可能性は0ではございません。
そのためリスクも0ではないため、何とか堪えてリスクを無くす努力をすることが退職時には必要になります。
表面上でも円満退社がベスト
怒りを少し堪えて表面上は「お世話になりました」と言えるかここの我慢は少し必要です。
私も何とか堪えて社交辞令を述べると、最後に上司からも一応の御礼と「今度飲みに行きましょう」という社交辞令を頂けました(絶対に飲みに行くことはないですww)
更には、その上司の上司の役員からも電話をいただき、残念な旨とねぎらいの言葉を頂けるなど、堪えたことに対して良い事が最後にいただけました。
転職して数か月経過した今の実感
転職して半年以上が経過し、今では前職は良い会社だったなと思えるようになりました。
今の会社と比較してみて、改めて冷静に考えるとプラス面が見えてきました。
また後輩のOB訪問などでも、前職を希望している学生に対してもきちんと良い面と悪い面をフラットに感情的にならずに、伝えることができています。
まとめ
喧嘩別れしても、自分を貶めるだけで良いことは自己満足を得られることくらいです。
表面上でも円満退社をお勧めします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?