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「わけたらわかる」は、心のおかたづけでもむちゃくちゃ重要だった
おかたづけのプロセス中、【わける】という行為が出てくるが、この重要性たるや半端ない。
この【わける】さえやれば、おかたづけは8~9割がた終わったようなものだ!とおっしゃるおかたづけのプロもおられるぐらいだ。
どうして重要かと言うと、「わけたらわかる」からなのだ。
一緒くたになっている開かずの押し入れの塊を、種類だとか使用頻度だとか色だとか、とにかく何らかのルールでわけることで、自分にとって大切なものや、次に何をしたらいいのかがわかる。
実際におかたづけで【わける】を粛々と実践された方は、
・「何がどこにあるかわからない」を解消した
・家族に「あれはどこ?」と訊かれることが減った
・視覚的にもスッキリ、頭もクリアになり、今後の見通しが立ってきた
と、たくさんのメリットを感じられている様子だった。
まあ、騙されたと思ってぜひやってみてほしい。
◇
…で。この「わけたらわかる」だが、実は心のおかたづけでも同様のことが言えるよな~…と、ここ最近実感を新たにしている。
いや~な出来事とか、苦手だな…と思う人とか、そういったものに対峙したとき、それをまるっと引き受けて「全部」いや、「全部」苦手だととらえてしまいそうになる。
だって、いやだもん、苦手だもん。向き合いたくなんかないよね…
でももし、その出来事やその人を避けられないなら…、少しだけ頑張って【わける】作業をやってみた方が、あとあと楽になる気がする。
苦手な同僚がいるとしよう。
じゃあ具体的には、どんなところが苦手なのか?
その性質って、無理やりにでも言い換えたら違う見方もできるんじゃないだろうか?
よくよく観察していたら、愛すべき側面が見えてこない?例えば、道端で出会った猫に頬を緩めてたり、何やらかわいいキーホルダーを提げていたり…
「一緒に働きたくはないな」と思っても、「一緒にご飯を食べるなら楽しいかも」と感じられたりはしないだろうか?
…などなど。
「わけたらわかる」からって、いきなり物事が魔法のように解決するわけではない。
けれど、【わける】ことによって、まるで押し入れの不可解な塊みたいに思っていた対象が、「いや・苦手なところもあるけれど、ところどころいいかなって思えるところもある」ものに変わっただけでも、少し気持ちが楽になる。
自分がエネルギーを注ぐべきところを見つけたり、どんな距離感で付き合っていくかを決めたり、次の一手を考える余裕が、私たちには必要だと思う。
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