夫婦パートナーシップを科学する
突然だが、私には成し遂げたいことがある。
「あらゆる夫婦のパートナーシップ向上に役に立つツールやスキルを構築したい」
100組いれば100通りの夫婦がいて、そして「ここだ」という落としどころは100通りあることを前提として、である。
女性同士の、”夫の愚痴”に入り込めない
私の夫は、私より家事ができる。育児もできる。
職場や友人間、女性同士で話をしているとたいていの場合、
「せりちゃんとこはいいよね」
「ほんとよくできたご主人よね」
「うちなんて~」
という流れになる。
確かに、恵まれてるなあ、ラッキーだなあとは思うので、
「ほんと聖人のような人ですよ~」などと交わすことが多いが、実は結構モヤっとしている。
この独特の、女性同士の”夫の愚痴”に入り込めない。
いや、別に入り込みたいわけではない…他人に言いたくてたまらないほど、夫への不満もないし。
でも、なんだかなあ。
このモヤっとの理由は、たぶん単純じゃない。
多面的な角度から考える必要がありそうだ。
ライフオーガナイザーになって知った、夫婦の難しい関係
2016年の冬。
仕事やら人間関係やらで悩んでいる頃、ライフオーガナイザーという資格があることを知った。
わかりやすく言うと、「かたづけのプロの資格」なのだが、これだけだと語弊がある。
ライフオーガナイズなるものを使うと、どうやら、空間だけでなく、思考や時間や情報なんかもかたづけができるらしい…ここがポイントだった。
2017年の冬。
第二子妊娠中に、ライフオーガナイザーの資格を取得した。
副業禁止の仕事をしている私は、プロとしてかたづけをやっているわけではない。
それでも、業界に片足を突っ込んだことで知った、ちょっと驚きの事実がある。
夫に内緒で、プロにかたづけを依頼する妻が結構いるということだ。
え?そうなの?普通のこと?
(え??なに??普通でしょ??と思った方も多いかもしれない…)
例えば私なら、もしかたづけのプロを家に呼ぶなら、絶対に夫と相談して決めるし、なんなら、夫にもかたづけ作業に立ち会ってもらう。
どっちがいい、どっちが悪い、の話をしたいわけじゃなく、ただ、思った。
夫婦って難しい…
パートナーシップをオーガナイズする
かたづけのプロとして活動できない立場なりに、妄想だけは達者な私。
「既婚男性向けに、オーガナイズのサービスができないかなあ」なんて考えたりもした。
でも結局、つまるところ、私がやりたいなと思ったのは、
「夫も妻も主体的に、かたづけを始めとした家のことに取り組むためのお手伝い」だった。
そうだ、夫婦パートナーシップをオーガナイズできるようになろう。
「そんなの余計なお世話!」という方もいらっしゃるだろう。
それはそれでいい。
いつか必要としてくださるどなたかのお役に立てれば、それで。
まずは自らのパートナーシップを科学する
でも、そもそも自分たちのパートナーシップはどうなのか?
それを科学するためのひとつの手段として、私はこのnoteを始めた。
1つ、自分の中に答えを見つけたい問いを抱えて一定期間を過ごす。
自分なりの答えが出たら、noteに記す。
当面は、この使い方でやってみようと思っている。
あと1週間で育休が終わり、フルタイムのワーママ生活が再開する。
こんな時に始める?いや、こんな時だから始める。
目にとめてくださった方がいたら、3日坊主にならないよう、どうか見守っていてほしい…